本日、アクセンチュア株式会社は、AIによる経営判断支援ソリューション「AI Powered Management Cockpit(エーアイパワード マネジメント コックピット)」の本格展開を発表した。
AI Powered Management Cockpitは、様々な経営指標を一元的に可視化し、AIによる目標達成予測と、それに基づく対策シミュレーションを提示することで、次に取るべき経営の意思決定を支援するソリューションだ。
経営目標に対する進捗状況を一覧表示し、未達になる見通しの場合にはアラートを出して、達成に向けた対応策を複数提示する。
例えば、欠品や過剰在庫といった指標でリスクを検知した場合、追加発注や倉庫間移動、売値変更などといった対応策をAIが提示する。
さらに、それぞれの対応策を講じた場合の効果シミュレーションも併せて提示し、データに基づく未来予測型の経営判断の支援を行う。

今後は、AI Powered Management Cockpitをサステナビリティ関連などの非財務指標も含めた企業価値シミュレーションへと、さらに機能拡張させていく予定だ。
なお、AI Powered Management Cockpitはすでに複数企業が活用しており、株式会社ジンズでは、経営状況の可視化とサプライチェーンの強化、業務負荷の削減を実現しているという。
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