i-PRO(アイプロ)株式会社は、カメラと映像を利用したAIアプリケーションを開発したい技術者や開発者向けのコンポーネントとして、AIプロセッサを搭載したモジュールカメラを発売した。
このモジュールカメラは、AIスタータキット(トップ画左)およびレンズトライアルキット(トップ画右)の2タイプで、名刺より小さなサイズにモジュール化し、様々な機器・システムに組み込み、設置できる形になっている。
レンズトライアルキットでは、画角・焦点距離の違う6種類のレンズが同梱されており、レンズを交換しながら様々な画角で撮影環境を試すことができる。
2つのキットの利用方法は、電源を接続し、パソコンとネットワークを繋ぐことでAIプログラムを動作させることができる。
また、セキュリティカメラの利用現場で活用されている様々な機能や画質が、GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)から設定することが可能だ。
さらに、専用のWebサイトからSDKや多くのサンプルソースを入手することができ、サンプルソースコードを参考にしながら、自作のLinux環境上で動作するプログラムを作ってカメラに移植して動かすことができる。
今回発売のモジュールカメラは、研究・開発向けに用途を限定して、Amazonでオンライン販売される。
なお、東京ビックサイトで2022年6月22日~24日に開催される「日本ものづくりワールド」にて、モジュールカメラのデモンストレーションが展示される。
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