株式会社オルツは、大規模言語処理モデル「LHTM-2」を開発し、個人のライフログを利用して「LHTM-2」を個性化させ、個人の思考を再現させることに成功したことを発表した。
「LHTM-2」は、OpenAIの提供する大規模な言語処理モデル(言語モデル)であるGPT-3などと同水準のパラメータ数で構成されており、機械翻訳や自動要約、テキスト生成、対話など、様々な用途に利用することができる。
具体的には、オルツが展開する「AI GIJIROKU」や「AIコールセンター」に、「LHTM-2」を導入することにより、より精度の高い議事録の作成や、より自然でパーソナライズされた対話が実現可能になる。
また、「LHTM-2」に個人のライフログを入力することにより、個人の思考を再現する形で対話を行う実験を実施。その結果、実際に当該個人に非常に類似した言語活動を行うモデルを開発することに成功した。
これにより、従来の大規模言語モデルに指摘されることの多かった、「学習される前のことに関する知識をモデルが持たない」「モデルが事実とは異なる記述を出力する」といった2点について改善することができた。
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