FRONTEO、約40万件の事故事例と対策を搭載した危険予知活動を支援するAIソリューションを開発

株式会社FRONTEOは、製造・建設業界の現場における危険予知活動(以下、KY活動)を支援するAIソリューション「KIBIT WordSonar for AccidentView(キビットワードソナーフォーアクシデントビュー)」を開発し、2023年9月下旬から提供予定であることを発表した。

「KIBIT WordSonar for AccidentView」は、日々のKY活動の効率化・高度化を実現するAIソリューションだ。2022年に発表した同名製品の機能を拡充したもので、約40万件の事故事例を取り込み、想定外のリスクの可能性も提示する機能を搭載している。

「KIBIT WordSonar for AccidentView」に搭載されているデータベースから、その日の作業と関連性の高いリスクと対策を抽出・提示し、KY活動に活用できる。

FRONTEO、約40万件の事故事例と対策を搭載した危険予知活動を支援するAIソリューションを開発
事故事例データをマップ化し、潜んでいるリスクの事例と対策の表示が可能

現場では、ブラウザ操作で提示された情報をスマホやタブレット等の端末で確認することができる。また、随時自社の新たな事例を取り込むことで情報が蓄積される。

また、キーワード検索では抽出できない事故事例の抽出も可能。WordSonar製品に搭載されているAIは、テキストの意味をベクトル化して解析するため、同一単語に縛られることなく、類似したキーワードをグループ化・可視化する。

作業内容や現場の状況に関連性の高い事例を抽出し、適切な注意喚起と対策を提示する。

さらに、レーダチャートで事故傾向を可視化。これにより、想定外のリスクを発見するなど、多角的な視点で解析ができる。

FRONTEO、約40万件の事故事例と対策を搭載した危険予知活動を支援するAIソリューションを開発
作業内容に対する事故傾向をチャートで可視化。新たなリスク発見にも活用できる。

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