i-PRO、最大128CH・432TBの記録容量とAI機能を搭載したネットワークディスクレコーダー「NXシリーズ」を発売

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ネットワークカメラには、従来の防犯・監視の役割に加えて、業務効率化やマーケティング分析など、様々な役割が求められるようになっている。

i-PRO株式会社は、セキュリティカメラの映像を記録しモニター出力するネットワークディスクレコーダーのNXシリーズを刷新し、NX310シリーズ4機種、NX410K、NX510K各1機種(以下、新NXシリーズ)を2023年11月より発売する。

新NXシリーズは、別売のカメラ拡張キットの使用で、NX310シリーズは標準16CHを最大32CHに、NX410Kは標準32CHを64CHに、NX510Kは標準64CHを最大128CHに拡張できる。NX410KとNX510Kは、本体にハードディスクスロットを9つ装備し、8TBディスクの使用で72TBの記憶容量を確保している。9つのハードディスクスロットを持つ増設ユニット(WJ-HXE410)を5台接続できますので、本体1台(+増設ユニット5台)で最大432TBが記録可能だ。

i-PRO、最大128CH・432TBの記録容量とAI機能を搭載したネットワークディスクレコーダー「NXシリーズ」を発売
NX510Kのフロントパネルを開いた状態
またAIカメラ/アプリと連携し、レコーダーだけで人物属性/車両属性検索を実現するほか、「かな漢字変換機能」を新たに搭載し、カメラ名称やアラーム種別などパソコンなしで日本語入力が可能となった。なお、AIカメラ連携やレコーダー搭載のAI機能は、2024年度以降のオンラインバージョンアップで対応予定とのこと。
i-PRO、最大128CH・432TBの記録容量とAI機能を搭載したネットワークディスクレコーダー「NXシリーズ」を発売
さらに最大4KのHDMI映像出力端子を2系統搭載しているため、例えば店舗などでお客側とバックヤード側それぞれに異なる4K映像をレコーダーから直接出力できる。NX510Kではカメラ拡張を行った場合でも統合監視ソフトウェア(WV-ASM300WUX)なしで映像出力が可能となった(同時最大表示数は64CH)。

FIPS 140-2 Level 3(※1)認定されたハードウェアと、第3者機関(GMO GlobalSign)発行の電子証明書を使った暗号化通信を標準装備することで、より高度なセキュリティを実現する。別売のセキュア拡張キットを使えば、HDD内とSDメモリーカード内の記録データを暗号化でき、万一の盗難の際にも情報漏洩を防止する。
i-PRO、最大128CH・432TBの記録容量とAI機能を搭載したネットワークディスクレコーダー「NXシリーズ」を発売
ハードディスクの万が一の故障時にも記録映像の消失を防止するため、NX310シリーズではRAID1(ソフトウェアRAID)、NX410KとNX510KはRAID1,5,6(ハードウェアRAID)を搭載している。

新NXシリーズと別売の統合管理ソフトウェア(WV-ASM300WUX)を連携することで、公共インフラ、商業施設など、カメラ台数が多い拠点の大量映像の集中管理用途として活用できる。

※1 FIPS 140-2 Level 3:FIPS 140-2は、米国連邦情報処理標準規格(Federal Information Processing Standards)で暗号化モジュールのセキュリティ要件を定めた規格。Level 3は、政府や法執行機関など、高いセキュリティが求められる場所に適したレベル。

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