イクシス、AIクラウド車両入退場管理システム「GENBA-Tracer」β版をリリース

株式会社イクシスは、現場での車両入退場管理に活用できるサービス「GENBA-Tracer」のベータ版を、2023年12月20日にリリースした。

「GENBA-Tracer」は、現場に専用のカメラ端末を設置することで、入場車両のナンバーをAIが自動で認識し、カメラ端末から携帯回線を使用してWebクラウド上のデータベースに情報送信するといったものだ。

導入するのに特別な工事・配線は不要で、車両へのセンサー搭載も必要ない。

Webクラウドシステム上ではリアルタイム閲覧もでき、遠隔の事務所にいながら車両入退場の状況把握が可能だ。また、日次・月次といった単位で帳票を出力し、業務に活用することもできる。

イクシス、AIクラウド車両入退場管理システム「GENBA-Tracer」β版をリリース
「GENBA-Tracer」の概要図

これにより、これまで伝票など紙媒体を介して実施していた車両入退場管理を、現場に設置したカメラ端末とWebクラウドシステムで行うことができる。

また、事前の車両登録が可能なため、残土搬出入などの、特に輸送時の透明性が特に求められる工事では、事前登録の無い車両をゲートで排除することも可能だ。

イクシス、AIクラウド車両入退場管理システム「GENBA-Tracer」β版をリリース
ナンバー自動読み取りにより車両確認している様子

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