万引きによる被害額は、年間8,000億円を超えるとも言われており、警察庁の発表によると、昨年の万引きの認知件数だけでも8万件を超える身近とも言える犯罪行為だ。
そこで株式会社アジラと株式会社トスネットは、万引き防止・検知を目指すAIと、雑踏での防犯カメラ映像をリアルタイムで解析して不審者などを検知するAIの、主に2分野での新たなAIの開発において、業務提携を結ぶことで合意した。
今回の業務提携により両社は、万引き犯の検知を主とした店内保安システムに関する業務および、二号警備における映像解析AIの活用と機能開発に関する業務に対するAIの開発を行う。
具体的には、アジラが独自開発を行っている「行動認識AI」のコア技術を元に、トスネットの雑踏警備や交通誘導などの知見を融合させることで、オープンなエリアでの不審者の事前検知や、急病人の発生などの早期介助を目指す。
また、トスネットの子会社である株式会社日本保安が保有する万引き犯に関する統計データや、万引きGメンの万引き犯による挙動や物理的要素などのノウハウを取り込んだAIを「行動認識AI」に組み込むことで、映像を解析して万引き犯を検出する計画だ。
加えて、死角をカメラ映像でカバーすることや、設定した混雑度合いが危険領域に達する前に検知することで人流を促し、混雑による事故の事前予防などを試みるとしている。
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