NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は、AI異常予兆検知ソリューション「@DeAnoS(アットディアノス)」の新たな提供形態として、SaaS版の提供を2025年8月18日から開始すると発表した。
「@DeAnoS」は、ディープラーニング技術を活用して、IoTやICTシステム、機器設備における異常や異常予兆を自動検知することで予知保全を実現し、保守運用業務の効率化やDX推進を支援するAIソリューションだ。異常の要因推定機能も搭載しており、原因調査の時間を短縮することができる。
今回、従来のオンプレミス版に加え、SaaS版をラインナップに追加した形だ。
「@DeAnoS」SaaS版では、、初期構築が不要でインターネット環境があればサービスの利用を開始することができる。
また、ユーザによるシステムアップデート作業は不要で、常に最新の検知アルゴリズムや機能を利用できるというメリットがある。
さらに、要望に応じてNTT-ATのデータアナリストが検知の支援を行う。
提供プランは、GPUなしのスモールプランと、GPUあり・可視化ツールAPI利用可能なスタンダードプランの2種が提供される。
なお、NTT-ATでは、異常予兆検知後の対応策の提案・自動実行の実現に向け、生成AI技術を活用した「ナレッジ駆動型システム運用自動化ソリューション」を展開しており、今後「@DeAnoS」と「ナレッジ駆動型システム運用自動化ソリューション」を連携することで、さらなる運用の高度化を目指し、保守運用現場における迅速かつ的確な判断と行動を支援するとしている。
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