株式会社オプティムは、生成AIを活用し、社内マニュアルの自動生成・更新・管理を可能にするAI社内ポータルサイトサービス「OPTiM Collaboration Portal」を発表した。
同サービスは、既存のドキュメントをアップロード、あるいはAIに指示を出すことで社内マニュアルを作成でき、そのマニュアルを公開する社内ポータルサイトを構築・運用できるサービスだ。
オプティムのAIエージェントを活用しており、既存ドキュメントのアップロードやプロンプト指示で、コンテンツを自動作成・整理できる。
マニュアル作成に関しては、一般的な企業に必要なマニュアルのテンプレートが複数用意されており、設問に答えることAIがマニュアルを自動生成する仕様だ。
また、既存のドキュメントを読み込ませると、ポータルサイトのコンテンツとして自動的に整理・作成される。なお、テンプレートは22種類以上あり、今後も順次拡充予定だ。

1から文章を作成する場合においても、AIアシスト機能で文章の校正やフォーマットの整形を行なってくれる。
新しい情報の追加や既存情報の更新が必要な際には、ドキュメントファイルを読み込ませるか、プロンプトで指示を出すことで、AIが関連するマニュアル全体を横断的に更新する。

マニュアルが作成されると、連携するAIチャットボットがポータル内の情報を横断的に読み取り質問に回答してくれるようになる。

そして、質問履歴が集まれば、利用者の知りたい情報や足りない情報が分かり、情報が追加される。
同社の調査では、「OPTiM Collaboration Portal」のAI機能を使うことで、従来の10分の1の工数で社内ポータルを構築・運用が可能であることを確認したとしている。
なお、同サービスは2025年8月21日~22日に開催される「IT・情シスDXPO」に出展予定とのことだ。
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https://iotnews.jp/digital-transformation/261279/
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