NTTドコモビジネス、AIで顧客接点におけるCX向上に資するSaaS型コミュニケーションサービスを提供開始

NTTドコモビジネス株式会社は、独自データとさまざまなAIを組み合わせたSaaS型のコミュニケーションサービス「docomo business ANCAR」を、2025年12月から順次提供することを発表した。

このサービスは、フリーダイヤルやナビダイヤル、法人向けIP電話サービス 「Arcstar IP Voice」、モバイルサービスなど、NTTドコモビジネスが提供する通信サービスや通信キャリアならではの独自データと、さまざまなAIを組み合わせたSaaS型のコミュニケーションサービスだ。

これにより、問い合わせの内容をAIが識別して最適な案内に繋げたり、ボイスボット・チャットボットで24時間365日応対を継続したりするなど、顧客接点におけるCX向上に貢献する。

また、通話録音によるカスタマーハラスメント防止対策や、応対履歴や日報の作成の自動化など、従業員の業務負担の軽減も支援する。

提供される機能は、音声AI-IVR機能の「docomo business ANCAR Routing」、通話録音機能の「docomo business ANCAR Rec」、通話ログなどのデータから顧客体験を可視化する機能の「docomo business ANCAR Analyze」などだ。

NTTドコモビジネス、AIで顧客接点におけるCX向上に資するSaaS型コミュニケーションサービスを提供開始
「docomo business ANCAR」のラインナップ

今後は、2025年12月より順次、提供機能の拡充を進める計画だ。

なお、各機能は、NTTドコモビジネスが提供するビジネスポータルによる一元管理や、Agentic AIによる「docomo business ANCAR」の各機能、NTTドコモビジネスが提供する通信サービスを連携させた総合的なデータ分析や制御などの実施も視野に、検討するとしている。

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