メシウス、ドキュメントを生成・更新する開発支援APIライブラリにPDFを要約するAI機能追加

メシウス株式会社は、ドキュメントを生成・更新する開発支援APIライブラリ「DioDocs(ディオドック)for PDF/Excel」の2製品について、新バージョン「V8J SP2」を、2025年10月15日にリリースすると発表した。

「DioDocs」は、Microsoft ExcelやAdobe Acrobatなど、他のソフトウェアに依存しない軽量・高速なAPIライブラリだ。

C#およびVB.NETのコードから直観的に利用できるAPIを利用して、業務アプリケーションでよく使われるExcelとPDFファイルの作成や編集、保存など、様々な操作を実装することができる。

今回「DioDocs for PDF」の新バージョンでは、AIアシスタント機能が追加された。AIサービスと連携することで、PDFファイルの内容を自動で要約したり、文章の流れを分析して目次を作成したりすることが可能だ。

さらに、PDFファイル内の表から、自然言語で範囲を指定してデータを抽出することもできる。

メシウス、ドキュメントを生成・更新する開発支援APIライブラリにPDFを要約するAI機能追加
AIアシスタント機能でドキュメントの要約をしている様子

また、「DioDocs for Excel」の新バージョンでは、Microsoft Excelとの互換性をさらに高めた。

具体的には、Excelに新たに追加されたデータの集計や整理に便利な4つの関数「GROUPBY」「PIVOTBY」「PERCENTOF」「TRIMRANGE」に対応した。

これらを用いることで、売上データを「地域別」「年別」で集計したり、各カテゴリの売上割合を計算したりするなど、データの整理や分析をより直感的に行うことができる。

さらに、アクセシビリティ対応も進化し、ワークシート上の図形やグラフに「代替テキスト(視覚的に見えない人向けの説明文)」を設定できるようになった。

一方で、デザイン目的などの装飾は読み飛ばせるようになり、スクリーンリーダ利用者にも重要な情報を正しく届けられる。

メシウス、ドキュメントを生成・更新する開発支援APIライブラリにPDFを要約するAI機能追加
デザイン目的の図形やアイコンを「装飾用」としてマークすることで、スクリーンリーダで読み飛ばすことが出来る。

そのほか、チャートシートのズーム機能も改善。Microsoft Excelの「選択範囲に合わせて拡大/縮小」と同様の機能を搭載し、チャート全体や必要な部分を見やすいサイズで確認できるようになった。

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