elDesign株式会社と株式会社Functional AI Partners(以下、FunAi)と共同で、多言語音声AIエージェントを開発したと発表した。
今回開発されたAIエージェントは、人のオペレータと同様に電話で相手と自然に会話し、問い合わせ内容に応じて応答・処理を行うものだ。
技術プラットフォームには11 Labs、n8n、Twilioを採用しており、日本語特有の発音にも対応するため、ゼロからボイストレーニングデータを構築している。
これにより、応対時間の短縮や夜間・休日対応、外国語対応といった定型業務をAIエージェントが行うことができる。
同ソリューションはすでにデモ環境を整備しており、実際のコールセンタ業務を想定したAIエージェントの動作を確認することが出来る。
今後は、日本国内の企業向けに段階的な導入を進め、2030年までにコールセンタ領域におけるAI対応比率を30%まで引き上げる方針だ。
なお、月間1,000コール規模での試算においては、1コールあたりUS$0.67(約101円)以下と、一般的なコールセンターの外注費と比較して同等以下の価格を達成しており、追加開発によりUS$0.20(約30円)以下を目指すとしている。
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