デルタマーケティングとEdgeX、LINEで完結する求人発注AIエージェント「デルたま君」を共同開発

株式会社EdgeXと株式会社デルタマーケティングは、LINE上で求人広告の出稿依頼が完結するAIエージェント「デルたま君」を共同開発し、正式リリースした。

「デルたま君」は、LINEアプリ上でAIとの対話を行うことで求人広告の発注ができるシステムだ。

従来、営業担当者との対人コミュニケーションで約1時間かかっていた発注業務が、AIが自動ヒアリングすることで約3分に短縮される。

事前のテスト運用では、求人発注全体の42%が営業担当者の勤務時間外である18時以降に行われており、これまで拾いきれていなかった「店舗営業終了後の事務作業ニーズ」をAIが的確に捉えていることが実証された。

EdgeXとデルタマーケティング、LINEで完結する求人発注AIエージェント「デルたま君」を共同開発
「デルたま君」テスト運用後の効果測定

同システムの中核には、EdgeXが開発した独自の「オーケストレーション技術」が採用されている。

これは、役割の異なる複数の生成AIや外部ツールを連携させ、複雑な業務フローを自動化する技術だ。

具体的には、「採用シミュレーションの即時算出」「コンプライアンスの自動判定」「基幹システムへのデータ連携」の3つの機能により業務を遂行している。

採用シミュレーションでは、デルタマーケティングが過去50年以上にわたり蓄積してきた職種・地域ごとの相場データを基に、ユーザの予算内で見込める採用人数を即座にシミュレーションする。

計算処理には専用ツールを、表記ゆれの吸収には軽量なAIモデルを使い分けることで、回答速度とコスト効率を両立させている。

コンプライアンスの自動判定では、掲載不可の職種や最低賃金などの法規制データをAIが常時参照し、対話の中でリアルタイムに判定を行う。不適切な入力があればその場で修正を促すため、法令違反のリスクを未然に防ぐことが可能だ。

基幹システムへのデータ連携では、ヒアリングで得られた曖昧な対話データを、AIが営業管理システムに登録可能な形式へ自動で構造化し、送信する。

これにより、営業担当者の入力業務を完全自動化し、社内業務のDXも同時に推進する。

両社は今後、AIによるヒアリング機能の強化に加え、求人原稿の完全自動生成や、複数の求人媒体への予算最適配分といった機能の実装を計画しているとのことだ。

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