Perplexityは、現在のあらゆるAI機能を単一のシステムに統合し、自律的にタスクを遂行する汎用的なデジタルワーカ「Perplexity Computer」を2026年2月25日に発表し、同社のサブスクリプション「Perplexity Max」のユーザ向けに提供を開始した。
「Perplexity Computer」は、特定のAIモデルに依存しない(モデルアグノスティック)アーキテクチャを採用し、インテリジェントなマルチモデル・オーケストレーションを実現しているデジタルワーカだ。
同システムでは、コア推論エンジンとして「Opus 4.6」を実行しつつ、タスクの性質に合わせて最適なAIモデルを動的に割り当てる。
例えば、ディープリサーチには「Gemini」、画像処理には「Nano Banana」、動画生成には「Veo 3.1」、軽量かつ高速な処理には「Grok」、長文コンテキストや広範な検索には「ChatGPT 5.2」を用いるといった具合に、各モデルの強みを最大限に引き出す構成となっている。
実際の運用において、ユーザが期待する結果(プロンプト)をシステムに入力すると、AIが自律的にタスクを細かなサブタスクに分解し、実行に必要な複数のサブエージェントを作成する。
これらのサブエージェントは、ウェブ調査やドキュメント生成、データ処理、外部サービスへのAPI呼び出しなどを非同期かつ並行して実行する。
例えば、あるエージェントが調査データを収集している裏で、別のエージェントが報告書のドラフトを作成するといった自律的なオーケストレーションが行われる。
作業中に問題が発生した場合も、AIがAPIキーの探索や不足情報の追加調査を行うなど、自ら解決策を見出して処理を継続する。
全てのタスクは、実際のファイルシステムやブラウザにアクセスできる隔離されたコンピューティング環境で安全に実行されるため、ユーザ側でのローカル環境のセットアップは不要だ。
なお同システムは、近日中に法人向けの「Enterprise Max」ユーザにも提供される予定だ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
