数千から数十万点に及ぶ膨大な商材を扱う企業において、「目上の方に失礼のない退職祝い」といった取引先からの意図を含んだ曖昧な要望に対し、即座に最適な商品を提案することは困難だ。
従来のキーワード検索では顧客の細かい意図に対応しきれず、結果として最適な商材が埋もれてしまうほか、商材知識が特定のベテラン社員にのみ蓄積されるという営業スキルの属人化が課題であった。
こうした中、orosy株式会社は、企業の商材データベースにAI検索を実装し、営業の属人化を解消するBtoB SaaS「AICatalog(エーアイカタログ)」の提供を開始した。
「AICatalog」は、日常的な会話のような自然言語を入力することで、膨大な商材の中から条件に合致する最適な商品を提示するシステムでだ。
例えば「予算3,000円くらいで手土産に適したもの」と入力すると、AIが商材を抽出し、「なぜその商材を選定したのか」という理由もあわせて提示する。
加えて、チャット形式で条件を追加してリアルタイムに結果を絞り込むことができ、選定した商材は選定理由付きの提案書(PDF)として出力可能となっている。
導入の際は、CSVやExcel、各種データベースの既存データをそのまま活用できるほか、API連携を通じて基幹システムやECサイト、社内ポータルとの接続も可能とのことだ。
また、商材の追加や変更、廃番といったデータ更新も自動的に検索結果へ反映される仕組みとなっている。
セキュリティ面に関しては、導入企業ごとの専用AI環境が構築されるため、自社の商材データが他社と混同されたり参照されたりすることはなく、安全な運用が担保されているのだという。
ユースケースとしては、印刷・ノベルティ、百貨店外商、食品卸、アパレル卸、建材など多様な業種での活用が想定されている。
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