オープンハウス・アーキテクト、現場管理プラットフォームに現場の学習負担なしで業務を効率化するAIを導入

株式会社オープンハウス・アーキテクトは、自社で運用する現場管理プラットフォーム「Optimus」に、テックタッチ株式会社が提供する企業向けAI基盤「Techtouch AI Hub」を導入したと発表した。

「Techtouch AI Hub」は、あらゆる業務システムの上にリアルタイムな操作ナビゲーションを表示するDAP(デジタルアダプションプラットフォーム)「テックタッチ」のオプション機能として提供されているものだ。業務システム上にAIの入口を設置し、AIチャットの呼び出しや入力支援、規定チェックといった企業内の多様なAI活用施策を一元的に実装する。

オープンハウス・アーキテクトでは、3年前からDAP「テックタッチ」を「Optimus」内で運用しており、その延長線上で「Techtouch AI Hub」を導入。

これにより、既存のユーザインターフェースや操作性を変更することなく、ノーコードかつ最短30分という短時間で生成AIをシステムへ追加実装することができた。

同社はこの仕組みを活用し、現在主に3つの領域で運用を開始している。

具体的には、膨大な原価データを自動解析して予算超過を警告する原価状況の要約、発注画面におけるコメントの適切性チェックや予算超過の検知、そして工事や担当者情報をもとにした見積依頼メールの自動生成機能だ。

これにより、現場の担当者はAIを別ツールとして意識することなく、自然な操作の中で情報処理の支援を受けることができる。

結果として、新入社員やシステムに不慣れな担当者であっても無意識的に効率化を図ることが可能となり、原価管理や社内申請といった業務の効率化と品質向上が実現されているとのことだ。

オープンハウス・アーキテクトは今後、原価リスクの早期発見や申請チェック機能のさらなる高度化を進め、承認時間の短縮といった具体的な業務改善を深めていく計画だ。

同社のDX推進部長である二井谷豊氏は、「以前より既存システムにAIを組み込むことで課題解決につながるという明確なアイデアがあった。今回の導入により、業務フローに自然に溶け込むAI実装を短期間で実現できた」と述べている。