東邦ガスエナジーエンジニアリング株式会社は、Hmcomm株式会社が開発する異常音検知AIソリューション「FAST-D」を導入し、熱供給事業に関連する設備機器を対象とした実証的な設備監視を開始した。
「FAST-D」は、設備の稼働音をAIで常時モニタリングし、外れ値検知モデルを自動作成して異常の兆候を捉えるアプリケーションだ。
独自開発の音響解析をベースに、設備から発せられる正常時の音(正常時の稼働音)をあらかじめ学習し、稼働中にそれらと異なる音をリアルタイムで検知することで、異常兆候の早期発見を可能とする。
また、AIによる自己学習機能により、設置現場ごとのノイズ特性にも柔軟に対応でき、従来のセンサや定期点検では捉えにくい微細な変化を捉えることが可能だ。
今回の取り組みは、熱供給事業に関連する設備機器を常時監視することで、設備異常に起因する異音を人の聴覚や経験に頼ることなく検知できる可能性を検証する。
熱供給事業に関連する設備では、異常の初期兆候が音として現れるケースが少なくなく、音響AIによる監視は有効な手段の一つと考えられている。
今回の取り組みにより、異常兆候の早期発見による設備停止リスクの低減と、常時データ蓄積に基づく予兆保全を実現を目指す考えだ。

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