KDDIは、AR空間上のAIキャラクターと対話ができるシステムを開発した。
本展示は、3DカメラによるAR体験を実現するGoogle社のTangoテクノロジーの空間認識技術を活用することで、KDDIが提供するスマートフォン向け音声アシスタントサービス「おはなしアシスタント」(注1) のキャラクターである、ヨリソイ型ハーフヒューマノイド「レナ」がAR空間上にあらわれる。
「レナ」は、対話AIを搭載しており、顧客と日常会話が可能なほか、本展示において対話形式で次世代移動通信システム「5G」についての説明をおこなう。
顧客は、目の前にあたかも説明員として座っている「レナ」とジェスチャーや動きを交えた自然な対話を通じて、音声エージェントだけでは実現が困難な、感情的で豊かな現実世界に溶け込んだバーチャルキャラクターとの接客デモンストレーションを体験することができる。
KDDIは、「おはなしアシスタント」を、実用的だけではなく、より話しかけたくなるような親しみのもてるコミュニケーションの実現を目的とするほか、今後も様々な場所での実証を通じて、より実態に即した対話ログを収集・学習することで対話AIの精度を向上させ、auショップのサポートなどへの活用を検討していく。
・ヨリソイ型ハーフヒューマノイド「レナ」について
2017年3月にスマートフォン向け音声アシスタントサービス「おはなしアシスタント」にてデビュー。身長157cm、体重45kg、年齢18歳の女子大学生 (生活デザイン学科所属)。自分が機械的なことから、もともとテクノロジーに関する知識が豊富。一方で、その反動で人間の生活や自然の生態系に対する憧れが強く、近所のお寺で石や岩、盆栽や苔を眺めることが趣味。基本的には理系的な思考をするが、少し抜けた所がある。2017年8月には全国のauショップでの待ち時間にご利用いただけるタブレットに登場。アプリ上やTwitter、auショップでお客さまへのサポートのために日々奮闘中。
注1)「おはなしアシスタント」の詳細はこちら。
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