NECとアプレ、AIによる新たな真贋判定サービスを共創

株式会社アプレと日本電気株式会社(以下、NEC)は、アプレが保有する高級ブランド品の真贋判定技術と、NECのAI技術群「NEC the WISE」を組み合わせた真贋判定サービス「TALグレーディングレポート発行サービス」を、アプレの新ビジネスとして共創。同サービスを本年9月より提供開始する。

高級ブランド品の二次流通市場(中古品、並行輸入品等)は、従来のBtoBやBtoCでの流通に加え、インターネットを通じたCtoCなど流通ルートの多様化もあり年々拡大している中、模倣品の流通による被害防止や、適正な鑑定に基づく適正な価格での取引が求められている。

二次流通品の真贋ならびに品質状態の判別(以下、真贋判定)は専門家の鑑定により行われるが、鑑定書が付属された取引が少なく取引毎に鑑定が必要となるため、必要な鑑定工数に対する専門家の不足が課題となっている。

また、鑑定書を発行しても現品と鑑定書がすり替わる可能性があるなど、鑑定書による取引が普及しづらい課題もある。

今回アプレは、同社の真贋判定技術と、NECのAI技術群「NEC the WISE」の物体指紋認証技術を活用した「GAZIRU個体識別サービス」を組み合わせることで、新しいビジネス創出を目指す。

「TALグレーディングレポート発行サービス」は、アプレによる高級ブランド品の真贋判定結果をグレーディングレポート(同社の真贋基準を満たした対象商品の状態を、ランクと定量的な数値で評価し可視化した報告書)として発行し、NECの「GAZIRU個体識別サービス」により現品の画像と関連づけて管理することで、すり替わりを防止できる信頼性の高いレポートの提供を行う。

NECの「GAZIRU個体識別サービス」は、製品や部品の表面に自然発生する微細な差異から個体を識別する「物体指紋認証技術」を活用。商品そのものの撮影画像のみで個体を識別できるため、識別用のICタグやバーコードの準備・取り付け工数の削減が期待できる他、偽造等に対する安全性が強固になる。

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