AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

GMOクラウドが工場向けAI業務効率化サービスを開始。古いメーターもスマホで手軽に点検・自動記録が可能に。

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少子高齢化で深刻な人手不足や長時間労働が課題となっている日本の現状、どうすれば「日本のものづくり」は生き残れるか?
AI・IoT活用による業務効率化は、その解決策として大きな注目を集めているが、この夏、効率改善や労働者不足に悩む製造業界にうってつけのAI活用サービス「hakaru.ai(ハカル エーアイ) byGMO」β版提供が発表された。

Outline

●GMOクラウドがAIで点検業務を効率化するサービス「hakaru.ai byGMO」β版を発表。スマホで撮影したメーターの数値を画像認識で読み取り、自動記録・グラフ化。異常発生時には管理者に自動通知する。

● キングジムの「テプラ」連携でプリントする小さなQRコード付きシールをメーターに貼るだけでAI対応に。他社の固定カメラ設置タイプと比べて導入コストが圧倒的に安く、古いアナログメーターにも手軽に導入できる。

● 大幅な業務工数削減、人的ミスやデータ改ざん防止に効果を発揮する。アナログ/デジタル両タイプのメーターに対応。β版を無料利用するモニター企業を募集しており、正式版の提供開始は年内秋の予定。

 
 

国内有数のクラウドホスティング、セキュリティ事業を展開するGMOクラウド株式会社の「IoTの窓口」は、製造業向けに古いメーターをスマホで点検・自動記録するAIサービス「hakaru.ai byGMO(ハカル エーアイ)」β版の提供開始を発表した。スマホで撮影したメータ画像をからAIが画像認識で値を読み取り、リアルタイムに記録・集計してグラフ化する仕組みで、異常発生時の自動通知にも対応している。
工場などの点検・管理業務に関わる工数を大幅に削減できるほか、人的ミス・意図的なデータ改ざんの防止にも役立つという。従来のサービスによくある固定カメラ設置や専用メーターへの買い替えが不要で、設備投資や設置工事が導入コストを大幅に抑えて利用できるという。

GMOクラウドが工場向けAI業務効率化サービスを開始。古いメーターもスマホで手軽に点検・自動記録が可能に。

導入コストや設備投資を最小化し、簡単に使えるAIで普及を促す。

工場には気圧や温度などを図る様々なメーターが使われており、担当作業員が巡回して多数のメーターを目視で計測し、点検した数値のメモ書きを別の担当者がExcelなどに入力・グラフ化しているのが一般的だ。そのため、点検業務の大幅な工数増加や、目盛りや手書きメモの数字を読み間違える人的ミスや、意図的に数値を改ざんするなどの問題発生リスクを抱えていた。

GMOクラウドの「hakaru.ai byGMO」を利用すれば、スマホのカメラで撮影したメーターの写真から、AI(人工知能)が画像認識で数値を読み取り、リアルタイムに記録して集計・グラフ化してくれる。日常的に発生する点検業務の効率化しながら、人的ミスやデータ改ざんなどの問題発生リスクに備えることが可能だ。

これまで点検業務を効率化するサービスは、最新のスマートメーターへの買い替えや、メーターに固定カメラの設置が必要となるものが中心だった。そのため、大規模な設備投資の費用や、設置工事に伴う工場の一時稼働停止が課題となっていた。いくら便利になると言っても、高額な導入コストや現在のビジネスに支障をきたすハードルがあっては、AI導入は現実化せず、自分達には関係のない話で終わってしまう。
しかし、GMOクラウドのAI 点検サービス「hakaru.ai byGMO」では、スマートフォンのカメラを使用するため、こうした大規模な設備投資や工事なしで導入が可能だ。低コストで誰でも簡単に導入可能なことから、AI・IoT活用に踏み切れなかった中小規模の企業でも導入が進みそうだ。

テプラのシールで古いメーターもAI対応に。誰でも使える便利なサービスを実現。

テプラのシールで古いメーターもAI対応に。誰でも使える便利なサービスを実現。
GMOクラウドといえば、ソフトバンク社による買収劇で地名度を増したArm社とパートナー契約を締結し、今年春にArmのMbedに連結会社のIoTデバイス向け電子証明書の高速大量発行サービスの提供を開始するなど、IoT分野でプレゼンスを増しつつある企業のひとつだ。
今回のAI点検効率化サービスでは、業務用ファイルやラベルシールで有名なキングジムの「テプラ」を採用することで、より使い勝手の良いサービスになったという。このサービスでは、スマホで点検したいメーターを登録する際、各メーターに個別のIDを振るために専用のQRコードを貼り付ける必要があり、ここでキングジムの「テプラ」を使用する。「テプラ」は誰でも簡単にラベリングシールを作れる製品として、日本中の企業で使用されているロングヒット商品だ。キングジムの「テプラ」との連携により、GMOクラウドのAI点検サービス「hakaru.ai byGMO」の導入準備に必要な専用ラベルの発行も、スムーズに出来るようになった。

GMOクラウドが工場向けAI業務効率化サービスを開始。古いメーターもスマホで手軽に点検・自動記録が可能に。

「hakaru.ai byGMO」には、メーターの製造会社による制限も無く、時計のような文字盤と針を使って計測結果を表示するアナログメーターと、デジタル数字で表示するデジタルメーターの両タイプの読み取りに対応している。

GMOクラウドが工場向けAI業務効率化サービスを開始。古いメーターもスマホで手軽に点検・自動記録が可能に。

導入コストや難易度を限りなく抑えつつ、メーターの点検・記録業務の工数を大きく削減できることから、少子高齢化による深刻な人手不足の解消や、メーターや手書きメモの読み間違いによる人的ミスの防止に大いに役立ちそうだ。

正式版の提供開始は年内予定で、現在、モニターとしてβ版を使用する企業を募集しているという。期間中は無料で利用できるので、この機会に導入を検討してみるのも良いだろう。

▼「hakaru.ai byGMO」公式サイト:サービス詳細・β版申し込み

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