OFF Line、「Bluetooth + Lora + GPS」搭載のビーコンで直径10キロの長距離みまもりサービスを実現

「みまもりビーコン」サービスを開発・提供するOFF Line株式会社は本日、これまでのBLE(Bluetooth)技術を用いたビーコンに、LPWAの一つであるLora、およびGPSを搭載し、直径10kmの範囲でビーコンの位置情報を取得する長距離みまもりサービスの実験に成功したと発表した。位置情報からGoogle Mapなどの地図上に徘徊している場所が表示される。

今回の実験は、既存のビーコンに、位置情報の取得を行うGPS機能と、SIMを用いることなく情報を伝達することができるLoRa機能を追加したコンビネーションビーコンを使用して、「施設・自宅からの徘徊開始の通知」に加えて「徘徊中の位置情報の通知」を直径10kmの範囲で行ったものだ。

OFF Line社が開発・提供する「みまもりビーコン」は、直径で900mの見守りを可能としていたが、今回の結果を受け、「施設・自宅から外出、徘徊開始」を検知するだけではなく、「徘徊中の位置情報」を、即時に家族や施設担当者に通知することが可能となった。

認知症による徘徊は日本社会が抱える問題であり、行方不明者が年間で1万人以上もでることで早急なみまもりの対策が必要とされているが、その解決に同社の技術が用いられる。

OFF Line、「Bluetooth + Lora + GPS」搭載のビーコンで直径10キロの長距離みまもりサービスを実現

「みまもりビーコン」の特徴は以下の通りだ。

  • お守り型のビーコンを持った人を、自宅または施設に設置した固定検知端末で検知することで、在宅、外出の判定を行う福祉用具。
  • BLE技術を用いた独自開発のビーコンにより、いままで実現の難しかった在宅、外出の検知が可能に。
  • 徘徊捜索として、独自の捜索端末や独自のアプリケーションを用い、直径900 mの距離の中で対象者を捜索することが可能。
  • 「みまもりビーコン」は厚生労働省が定める福祉用具貸与及び介護福祉用貸与に係る福祉用具の種目(平成11年厚生省告示第93号)のうち「認知症老人徘徊感知機器」に該当。介護保険レンタル対象機器の認定を取得済み。

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