ルネサスのAI、GEヘルスケア・ジャパン日野工場にて不良品を削減

ルネサス エレクトロニクス株式会社(以下、ルネサス)は、このほど、エンドポイントの組み込み機器にAIの導入を可能にするe-AI(embedded-Artificial Intelligence)ソリューションの一環である、製造機械向け「AIユニットソリューション」を用いた実証実験をGEヘルスケア・ジャパン株式会社の本社日野工場と共同で実施した。

その結果、適用工程での不良品の発生を最大約65%削減した。これまでルネサスは、自社の半導体工場で実証実験を実施してきたが、今回の実験結果により、「AIユニットソリューション」が他社の製造工場においても有効であることを確認した。

ルネサスのe-AIソリューションの第一弾となる製造機械向けAIユニットソリューションは、既存の設備や機械にAIユニットという後付け型の装置を取り付けて、異常検知や予知保全を実現するソリューションだ。

学習済みニューラルネットワークモデル(学習済みモデル)を1日程度の短期間で適用することが可能であり、センサデータの収集から加工、分析、評価/判定までの一連のAI処理を、リアルタイムに処理することができる。

これにより、従来見えなかった微細な異常や不良を、現場で瞬時に判定できるため、無駄を削減できるだけでなく、製品品質の向上などユーザへの付加価値向上に役立てることが可能。今回の実証実験を契機として、ルネサスはこのAIユニットソリューションをグローバルに展開していく予定だ。

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