パナソニック、工場のエネルギー使用の最適化に貢献する「コントロールユニット ELC500」を販売開始

パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズは、エネルギー使用データや設備稼働情報をEthernet経由で収集、蓄積し、容易に見える化できる「コントロールユニット ELC500」の量産を2018年9月より開始する。これにより、工場や設備のIoT化によるエネルギー使用の最適化や生産性向上に貢献するという。

製造現場のIoT化のニーズに応えるため、Ethernet経由で簡単にデータ収集が可能で、Webサーバで設備の遠隔監視ができる「コントロールユニット ELC500」が製品化された。国内のみならず海外のデマンド制御にも対応できるという。

「コントロールユニット ELC500」の特長は以下の通り。

  1. 専用プログラムが不要で、Ethernetでのデータ収集・蓄積を実現、エンジニアリング工数の削減に貢献
    操作性(UI)を意識し、独自のアルゴリズムで、複数の通信経路に接続された端末(電力計、センサ、その他)のデータを高速で収集するとともに、ログ化演算を可能にした。専用のプログラムが不要で、設定用PCソフトウェア「Configurator EL500」による設定が可能、プログラム作成・検証の時間が削減できる(※1)。
  2. Webサーバによる設備の遠隔監視と、Webコンテンツのカスタマイズも可能で、生産性向上に貢献
    Webサーバ機能により、設備や装置のリアルタイム監視ができ、スマートフォン、タブレット、PCで遠隔モニタリングも可能。「Control Web Creator(※2)」により、HTMLの知識が無くても、ELC500の情報と連携したWebコンテンツを簡単にデザインすることが可能。例えば、スイッチ/ランプ/メータ類のWeb部品を画面上に配置し、プロパティを設定することにより任意のWebコンテンツを制作することができる。
  3. 日本、海外のデマンド監視・制御に対応、国内、海外工場の省エネ推進に貢献。日本のガスデマンド監視・制御にも対応
    定時間デマンド時限(30分)の対応に加え、国際規格IEC61557-12に準拠した海外式デマンド時限監視にも対応することで、国内外の工場で幅広く展開できる。また、デマンド監視周期を従来の1分から、5秒へ大幅に高速化することで、各種装置の急な負荷変動にも迅速に対応。さらに、新たにガスデマンド監視・制御機能にも対応することができる。
    <デマンド種類>
    ●定時間デマンド
    ・デマンド時限:15分、30分、60分
    ・デマンド予測方式:平均電力式、移動平均方式、高速移動平均方式
    ・警報レベル設定:3段階
    ・警報更新周期:1分周期、5秒周期(高速移動平均方式のみ)
    ●IECデマンド
    ・デマンド時限:1分~60分(任意で設定)
    ・インターバル時間:1分~60分(任意で設定)
    ※スライディングブロックインターバルと固定ブロックインターバルに対応

※1:プログラマブルコントローラでラダープログラムを作成し検証する時間等を削減できる。
※2:ELC500で公開する作画ツール Control Web Creator(パナソニックWebページから無償でダウンロード可能。会員登録が必要)と、Control Web Creatorのライセンスキーユニット

【関連リンク】
パナソニック「コントロールユニット ELC500」

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