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STマイクロエレクトロニクス、 IoT機器の小型化・長寿命化に貢献する「STM32L4」マイコンを発表

STマイクロエレクトロニクス(以下、ST)は、さまざまな機能セットを小型パッケージに集積した、マイクロコントローラ(マイコン)の「STM32L412」「STM32L422」を発表した。

「STM32L412」「STM32L422」の柔軟性は、システム設計で課題となるCPU性能、消費電力、サイズまたは部材コストなどを解決する。また、小容量Flashメモリ(64KBまたは128KB)に加え、STのFlexPowerControl(FPC)やArm Cortex-M4プロセッサ(80MHz)が搭載されている。

各種アナログ・ペリフェラル(同時サンプリング可能な2ユニットのA/Dコンバータ、コンパレータなど)機能を内蔵しており、センサや心拍数モニタに適しているという。さらに、複数のパッケージ・ラインアップ(LQFP32 : 5 x 5mm、WLCSP36 : 2.58 x 3.07mm)を用意しており、部品点数と基板面積の削減が可能だ。

動作温度は、標準温度対応品(-40°C~85°C)と、産業・医療機器向けに過酷な環境下で使用可能な高温対応品(-40°C~125°C)から選択することができる。また、Flashメモリの誤り訂正符号(ECC)とSRAMのパリティ・チェック機能により、システムの安全性が向上。そのほか、Quad-SPIインタフェースにより、外部メモリを追加することができる。

「STM32L412」「STM32L422」は、STのDynamic Efficiency技術によって消費電流を28µA/MHzまで低減し、高性能のスマート・メータを実現できるという。内蔵A/Dコンバータ、低消費電力モード時も動作可能なバックアップ電源ドメインのタンパ検出機能、真乱数発生器(TRNG)に加え、強化された「STM32L422」のAES-256暗号化機能により、高精度かつ強固な保護機能を実現。

両製品は、現在量産中で、最大128KBのFlashメモリを内蔵し、32ピン~64ピンのパッケージで提供されるという。

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