AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

日通総研とゼンリンデータコム、倉庫・工場内でのフォークリフトの稼働状況を可視化する「ろじたんフォーク」開発

株式会社日通総合研究所(以下、日通総研)と、株式会社ゼンリンデータコムは、日通総研が提供している倉庫作業の計測サービス「ろじたん」とゼンリンデータコムの「屋内動態管理ソリューション」を組み合わせて、倉庫・工場内でのフォークリフトの稼働状況を可視化・フォークリフトの台数を算出するサービス「ろじたんフォーク」を開発、12月から提供を開始すると発表した。

「ろじたんフォーク」はフォークリフトと倉庫・工場内の壁・柱・天井などにビーコンおよびセンサーを設置し、搭乗・積載・位置データの計測・収集を行う。これまではフォークリフトが貨物を運んでいるか、空のまま走行しているか、止まっている時にフォークリフト作業者が乗っているのか・いないのか、は自動で判断するのが困難だった。

今回、日通総研が開発したセンサー・システムにより搭乗、積載情報とその位置を、フォークリスト作業者による入力が必要なく自動で計測・収集することが可能になった。

ゼンリンデータコムの屋内測位の独自技術を組み合わせ、フォークリフト動線などの情報を取り込むことで、簡単で安価なフォークリフトの稼働状況の可視化と必要台数の算出を実現することに成功したという。日通総研の物流コンサルタントが「事前準備」、「設置・計測」、「データ集計・分析・定型レポート作成」をワンパッケージにして提供するという。

「ろじたんフォーク」の特長は以下の通り。

  • 導入が容易
    受信機などの器具の取り付けは不要。ビーコンとセンサーを設置するだけで搭乗状況、積載状況、作業動線などのデータを取得可能。また設置は日通総研のコンサルタントが実施するため、顧客の負担もない。
  • IoT技術を用いた計測
    日通総研が開発したIoTセンサーとシステムにより、フォークリフト作業者の搭乗情報、積載情報、位置情報を、作業員による入力不要で自動で計測します。フォークリフト作業者は、作業開始前にアプリを立ち上げ、終了後にデータ送信するだけ。庫内作業中にスマホ入力行為をすることはなく、簡単・安全。また、ゼンリンデータコムの屋内測位の独自技術を組み合わせ、フォークリフト動線などの情報も取り込み、取得データの精度をアップさせる。
  • 低コスト
    すべての機材をレンタルで貸出、低コストで提供が可能。
  • 豊富な物流コンサルティング・ノウハウ
    年間200案件以上をこなす日通総研の物流改善のノウハウを活用して分析を行い、フォークリフトの適正台数と改善の助言を定型レポートで提供。

標準価格は、120万円から(フォークリフト10台、倉庫広さ:約 1,500 平米 ※)だという。

※別途、台数や倉庫の広さに合わせて見積もり

【関連リンク】
日通総研(NRIC)
「ろじたんフォーク」

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録