ウフルとNECがIoT領域で協業、IoTデバイスのセキュアな運用管理・データ活用型の新事業創出を支援

使用機器のIoT化を進める企業が増加している。使用機器から取得したデータの活用による業務効率化、省エネ・省人化促進、コストダウンを実現するためだ。IoT化により、データ収集や可視化、AIによる高度で多角的な分析といったデータ活用が可能となる一方で、サイバー攻撃の標的となるリスクが生じ、こうした脅威からIoTデバイス及びデータを保護し、セキュアに運用・管理する仕組みが重要視されている。

このような動向の中、株式会社ウフルと日本電気株式会社(以下、NEC)は、IoT領域で協業する。両社は、企業におけるIoTデバイスのセキュアな運用管理、デバイスから得られるデータ活用の支援のため、NECのIoT基盤 「NEC the WISE IoT Platform(※1)」とウフルのIoTオーケストレーションサービス「enebular(エネブラー、※2)」の連携に向けた共同開発と販売促進活動、これらを活用した顧客の新事業創出支援を共同で行う。

「enebular」の開発協業により、「enebular」が有するArm Mbed OS(※3)搭載のIoTデバイス(以下、Armデバイス)へのソフトウェア配布・デバイス管理機能にNECの保有するソフトウェア配布機能を組込み、高効率なソフトウェアの配布機能を実現。

「NEC the WISE IoT Platform」で「enebular」を活用することで、デバイス領域からクラウド領域までの統合的な運用環境を提供。取得したセンサデータは「NEC the WISE IoT Platform」に収集・蓄積、AI技術群「NEC the WISE(※4)」と連携したさまざまな分析が可能になる。例えば、スマート家電に内蔵されたArmデバイスが収集する各種センサデータをAI分析することで、故障の予兆を検知するといったことができるという。

「enebular」とNECのIoTセキュリティ技術を組み合わせ、顧客のIoTデバイスやデバイスから取得されるデータの運用、デバイスの開発から廃棄までをセキュアに管理するサービスを提供する。

また、両社は互いの販売チャネルを活用して、「enebular」を活用したIoTソリューションの販促活動及び、顧客の新事業創出活動を支援する。主に製造業や流通業を含む民間企業に対し、顧客の開発する製品やデバイスの運用管理の効率化、製品やデバイスから取得するデータを活用した新たなビジネス創出を支援する。

協業成果を盛りこんだ「enebular」は、2019年1月下旬からサービス提供が開始される。

※1 顧客の実証環境立ち上げから本番環境への迅速な移行を実現するための、効率的なデータ収集基盤とAIなどの先進の分析エンジンの活用、ビルディングブロック構造による素早いシステム構築、セキュアで堅牢性の高いシステム構築が可能なIoT基盤。
※2 ウフルが提供する、IoT製品やIoTサービス構築を支援する開発・運用サービス。
※3 Arm社がIoTデバイス向けに開発し、オープンソースとして無償配布している組込OS。コネクティビティとセキュリティの基盤を提供することで、IoTアプリケーション開発者はセキュア環境下でのプロトタイプ開発から実運用までを、容易かつ短期間で進めることが可能となる。
※4 NECの最先端AI技術群の名称。

Previous

LGキーノート「テクノロジーは生活をより良くしたか?」 ーCES2019レポート②

Cerevo、IoTでスキー技術を向上させるスキー板⽤センサーモジュール「SKI-1」を開発

Next