パナソニック、従来比2倍以上の出力と小型化を実現した小型EV向けプラットフォームを開発

EVの急速な需要拡大が見込まれている中、各地域の様々な用途に合わせた多彩なモビリティの登場が期待されている。

そこで、パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、従来比2倍以上の出力と小型化を実現した小型EV向け「48V ePowertrain」新プラットフォームを開発した。

「48V ePowertrain」は、電源システム部(車載充電器、ジャンクションBox、インバータ、DC-DCコンバータ)と駆動部(モータ)で構成され、前モデルのコンセプトを継承しつつ、モーター設計や冷却構造を見直し、従来と同じ容積で従来8キロワットだった出力を2倍以上の出力(出力密度2倍以上)となる18キロワットの高出力を実現した。

高出力を実現したことで、同じ出力の場合従来は2ユニット必要だったものを1ユニットに削減することができ、小型化も実現している。「48V ePowertrain」を活用することで、小型EVのさらなる軽量化、車室空間の拡大、走行距離の延長が可能になる。

また、車両の大きさや求められる仕様(走行速度やトルクなど)に応じて基本システムを組み合わせて使用できるため、開発コストの削減や開発リードタイムの短縮にも貢献できるとした。

同社は、この新プラットフォームをベースに、地域を活性化させることを目的にした小型モビリティ「SPACe_C」も発表した。上下分離構造を採用し、上部は人・モノを運ぶだけでなく、こと・体験も提供するキャビン、下部は「48V ePowertrain」プラットフォームを含む小型モビリティのベースとなる「e-Torta」で構成されている。上部のキャビンを取り替えることで各地域のニーズに合わせたカスタマイズが可能だ。
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