ティアフォー、低速自動運転車向け量産型システムユニット「AIパイロット」提供開始

株式会社ティアフォーは、商用施設内や市街地郊外の短距離移動、工場・倉庫内での物流搬送を支える低速自動運転車向けに、自動運転に必要となるセンサー(LiDAR、カメラ、IMU、GPS等)、コンピュータデバイス、各種ハードウェア・ソフトウェアを一体化した量産型システムユニット「AIパイロット」を提供開始する。

事前にキャリブレーション済みのLiDARやカメラ等のセンサー類を一式まとめた筐体を車体ルーフに取り付け、オープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」がインストールされたコンピュータデバイスと接続することで、短期間で自動運転車を構築することができる。

また、通信機器のサポートも用意され、モバイル通信やWiFi通信で走行データをサーバーにアップロードすることや、ティアフォーが提供するクラウドサービスから3次元地図データをダウンロードすることも可能。

同製品は、株式会社マクニカより1月16日に販売開始される。

【関連リンク】
ティアフォー(Tier IV)

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