立体音響技術を活用した「聞こえる地図」の実証実験をつくば市で実施

茨城県つくば市では、「超スマート社会」の実現に向けた取組「Society 5.0」で、全国の企業や研究機関、教育機関等が開発した新技術(IoTやAI、ビッグデータ解析、ロボット等)の社会実装に向けた実証実験を支援し、つくば市を活用して具現化することを目指す取組みを実施している。

このほど、視覚障害者も自由に街中を移動できる社会の実現を目指し、聴覚で地図情報を得ることが出来る「立体音響で聞こえる地図」の実証実験を、2月25日からイオンモールつくばで行う。

聞こえる地図とは、国立大学法人筑波大学システム情報系 善甫啓一助教の研究グループが研究開発を行い、人感センサーとパラメトリックスピーカー、立体音響技術によって構成されている。音源の位置を錯覚させる技術である立体音響と超音波を用いて、従来技術では難しかった音の直感的方向提示とピンポイント提示の両立を実現した。そのため、どの方向に何があるのかを聴覚情報で理解することができる。

同実証実験では、視覚障害者が聞こえる地図からの館内施設情報(インフォメーション、トイレ等)を聞き、目的地の方向を判断し歩き出す。これにかかる時間を計測し、その有効性について検証する。

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