サイプレス、IoTアプリケーション設計におけるシステムレイヤーにセキュリティ機能を組み込んだ「PSoC 64 Secure MCU」を発表

組み込みシステムソリューションを提供するサイプレス・セミコンダクタ社は、IoTアプリケーションのセキュリティ強化を目的に設計されたPSoC 6マイクロコントローラー(以下、MCU)の製品群「PSoC 64 Secure MCU」を発表した。SecureBoot機能を備えたPSoC 64 Secure MCUは、2019年第1四半期にサンプル出荷が開始され、2019年第2四半期に追加製品のリリースを予定している。

PSoC 64 Secure MCUは、Arm社のPlatform Security Architecture(以下、PSA)認証スキームであるPSA Certified内でレベル1準拠として認証されたArm Cortex-Mプロセッサの1つで、Arm Mbed OSオープンソース組み込みオペレーティングシステムに統合されているTrusted Firmware-M(TF-M)が利用できる。

また、PSoC 64 Secure MCUは、PSoC 6アーキテクチャで提供されるハードウェアレイヤー機能に、システムレイヤーセキュリティソフトウェアが統合されている。事前コンフィギュレーション済みの実行環境を備えており、さまざまなIoTプラットフォームのシステムソフトウェアをサポートしながら、TLS認証やセキュアストレージ、セキュアファームウェアを管理する。

設計者は、Arm PSAの脅威モデルやセキュリティ分析、ハードウェアおよびファームウェアアーキテクチャと組み合わせることで、PSoC 64 Secure MCUを用いてセキュアアプリケーションを開発できるようになる。

さらに、アプリケーション開発のための多機能な実行環境を、安全な実行環境で通信を管理するための同社のModusToolboxスイートによる、組み込みRTOS(リアルタイムOS)も共に提供する。設計者は、Amazon Web ServicesやArm Pelion、AlibabaなどのIoTプラットフォームから好みのシステムファームウェアを選択してアプリケーション開発を行い、セキュアブートイメージのコンフィギュレーションおよび検証を行うことが可能であるという。

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