オムロン、子どもやペットの車内置き去り検知システムの構築を可能にする「呼吸時体動検知センサー」を開発

昨今、高温環境下の車内で乳幼児が熱中症で死亡する事故が多発するなど、子どもの車内への置き去りが社会問題となっている。こうした中、欧州における自動車の安全性評価機関「Euro-NCAP」は、車内に置き去られた子どもを検知するシステムの搭載有無を2022年から安全性評価の対象項目とすることを発表している。

このほど、オムロン株式会社の子会社として車載事業を担う、オムロン オートモーティブエレクトロニクス株式会社(以下、OAE)は、生体が呼吸する際に発生する胸の動きを電波で捉えることで、自動車内で乗員の存在をより正確に検知する「呼吸時体動検知センサー」を開発した。

「呼吸時体動検知センサー」は、従来の超音波式と比較してより微小な体の動きを捉える技術により、熟睡した子どもなど、体の動きが少ない対象を正確に検知することができる。

同センサーと、オムロンの「ドライバー見守り車載センサー」を組み合わせることで、子どもやペット、意識を失った大人など、自力で車外に出られない対象だけを検知し、必要な場合に警報を発するシステムを構築することができる。

OAEは、2019年秋に自動車メーカー各社へ「呼吸時体動検知センサー」のサンプル提供を開始し、2021年末の量産化を目指すとした。

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