NECネッツエスアイ、ドローンとAIを活用した太陽光パネル点検サービスを開発

NECネッツエスアイ株式会社は、ドローンによる空撮とAIによる自動検知を活用した太陽光パネルの点検サービス(太陽電池モジュール点検サービス)を開発し、2019年6月より提供を開始する。

同サービスは、サーモカメラを搭載したドローンで空からメガソーラーの太陽電池モジュールを撮影し、空撮した赤外線画像を、NECのAI技術「NEC the WISE」の1つである「RAPID機械学習技術(※)」により解析し、レポート提出までを行うサービスである。

NECネッツエスアイ、ドローンとAIを活用した太陽光パネル点検サービスを開発
異常箇所(ホットスポット)検出イメージ
従来では人の手で行っていた撮影作業と目視点検、レポートの作成を自動化することにより、作業にかかるコストを約60%以上削減するなどの大幅な費用削減を実現する。また、撮影から異常箇所特定、レポート作成までの時間を1/4以下に短縮し、早期にメンテナンスを行うことで、安定した売電収入を確保する。

さらに、NECネッツエスアイは大型メガソーラーの受注実績を有しており、その中で蓄積した100万枚以上の空撮データをAIに学習させることで、同サービスにおける異常検知率は90%以上を実現しているという。加えて、ユーザーの要望に応じてドローンの飛行申請、空撮、解析、レポートの自動化のみならず、NECネッツエスアイの保守サービス体制を活用し、モジュールのメンテナンスサポートまでをワンストップで提供することも可能である。

なお、第1号ユーザーとして、建築資材の販売や施工等の事業を展開する三峯産業株式会社が保有している約2MWの発電所において、同サービスの提供を開始する。

※ ディープラーニング技術を搭載し、事前に手本となるデータを読み込むことで傾向を自動で学習するため、データの分類/検知/推薦などの判断が可能。また、NEC北米研究所の独自技術により、分析エンジンの高速化と軽量化の両立を実現。これにより、大規模なマシンリソースを必要とせずにサーバ1台から分析処理ができるため、幅広い業務や企業への適用が可能。

Previous

富士通とSAPジャパン、SAP標準アプリケーションを機能拡張・補完するクラウドサービス開発と提供に向けて協業

JAFとソフトバンク、IoT活用のパーキングシェアリングサービスで連携

Next