NTTグループ、特殊詐欺解析AIを用いた実証実験を実施

特殊詐欺に対して、これまでも様々な対策が講じられてきたが、手口の巧妙化・複雑化により、認知件数・被害額も依然として高い水準で推移している。また、金銭的な被害に留まらず、人命にかかわる事件も発生したこと等により、顧客が電話に出ることに対して不安を感じるケースが増えている。

こうした中、日本電信電話株式会社、東日本電信電話株式会社、西日本電信電話株式会社、NTTコミュニケーションズ株式会社のNTTグループは、特殊詐欺の撲滅にむけて、NTTグループが有するサービス・技術等を活用した特殊詐欺解析AIを用いた実証実験を実施する。2019年度第2四半期中に開始して数か月間、東京都内での実施が予定されている。

同実証実験では、利用者及び行政機関等の要望の把握、特殊詐欺解析AIの精度向上、端末設置や設置後のアフターフォロー等の運用面の確認を目的としている。

実験の内容は、現在使用している電話機に接続する特殊詐欺対策アダプタから、録音した通話内容をクラウド上に転送し、特殊詐欺解析AIが通話内容を解析するというものだ。特殊詐欺であると疑われる場合等に、本人や親族等の予め登録された人に注意喚起メールを送信する。これにより、本人や親族等が詐欺の危険性を察知することが可能になる。

今後、実験の結果をふまえ、必要なサービス・機器等の開発に着手し、準備が整い次第、サービス等を提供開始する予定だ。

Previous

IDC、ビッグデータ・ビジネスアナリティクスソリューションの支出額は今年1,891億ドルに達し、2022年まで年間2桁の成長率が続くと予測

富士通とドーム、スポーツビジネスのデジタライゼーションに向けて協業

Next