NXPとマイクロソフト、機械学習ベースの異常検知ソリューションを発表

NXP Semiconductors N.V.はマイクロソフトと協力し、NXPのAnomaly Detection Toolbox、i.MX RTクロスオーバー・プロセッサとマイクロソフトのAzure IoTを使用した機械学習(以下、ML)ベースの新しい異常検知ソリューションを発表した。

同ソリューションは最大600MHzで駆動するNXPのi.MX RT106Cクロスオーバー・プロセッサを使用した小フォームファクタの低消費電力システム・オン・モジュール、センサ一式、関連のAnomaly Detection Toolboxで構成されている。

Anomaly Detection Toolboxはランダム・フォレストやシンプル・ベクター・マシンなどのさまざまなMLアルゴリズムを使用し、ローカルとクラウドを組み合わせたメカニズムで、デバイスの正常挙動のモデリングや異常挙動の検出を行う。これにより、クラウド帯域幅要求の大幅な低減と、超低コストでのフル・オンライン・ロギング/プロセッシング機能の維持が可能になる。対象アプリケーションは回転部品の予知保全、存在検出、侵入検出などだ。

また、エッジでのセンサ・データのローカルなリアルタイム収集と分析を可能にする。さらに、Azure IoT Cloudにシームレスに接続し、クラウドに対する容易なデータ伝送方法を顧客に提供する。顧客はクラウドでのデータの視覚化と強力なデータ分析ツールの使用が可能になり、エッジ・デバイスでの展開のために挙動予知モデルのトレーニングを行えるようになる。

同ソリューションにより、エッジとクラウドのコンピューティング能力のフレキシブルなバランスを可能にし、IoT/インダストリアル・デバイスで生産性の最適化とシステムレベルの安全性を実現した。

NXPとマイクロソフトは市場展開、トレーニング、サポートで協力する。

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