マクセル、長寿命レーザー光源を採用した電子黒板機能付きプロジェクターを発売

学校における ICT環境の整備が加速しており、大型提示装置として電子黒板機能を搭載したプロジェクターが採用され、今後もさらに導入が進むと期待されている。

このような中、マクセル株式会社は、2008年(※1)にスクリーンの近くに設置して大画面投写が実現できる超短投写プロジェクターを発売し、2012年(※2)には、超短投写の特長を活かす電子黒板機能を搭載したモデルを発売している。超短投写プロジェクターに電子黒板機能を搭載したモデルは、教室の限られたスペースで大型画面の映像を投写できることや投写画面に直接文字や図形を書き込めることから、高いニーズがある。

今回、マクセルは、投写画面に直接描画ができる電子黒板機能を搭載した高輝度4,200ルーメンのレーザー光源超短投写液晶プロジェクター「MP-TW4011J」を2019年7月から発売する。電子黒板機能を搭載しないモデル「MP-AW4001J」も、同時に発売する。

「MP-TW4011J」は、約20,000時間(※3)の長寿命レーザー光源を採用、4,200ルーメンとさらに高輝度化し、明るい教室でも見やすい映像を投写する。また、描画サイズも110型まで拡張した。映像投写のみの場合は、最大130型(※4)の投写が可能だ。

3LCD(液晶)方式とレーザー光源を組み合わせた独自開発の光学エンジンにより、高効率に色鮮やかな高輝度映像の投写が可能だ。レーザー光源や蛍光体ホイールを密閉化することでほこりによる輝度低下や故障のリスクを低減し、長時間にわたり明るく鮮明な映像を投写することができる。光源寿命は標準モードで約20,000時間、ロングライフモード(※5)では約50,000時間(※6)の長寿命化を実現した。

本体内部へのごみやほこりの侵入を抑制するために3種類の静電フィルターを組み合わせ、集塵能力を高めたエアーフィルターを採用している。エアーフィルターの清掃間隔も約20,000時間(※7)で、メンテナンスの負荷を軽減する。

電子黒板機能では、描画の他、パソコン画面の操作やプロジェクターの操作も画面上からインタラクティブペンで行うことができる。「マルチペン」機能により最大6本のインタラクティブペンで同時に書き込みができ、別売の「フィンガータッチユニット」と組み合わせることで、指で直接書き込むことも可能だ。

また、パソコンと接続しなくても投写画面に書き込める「PCレス描画」、画面上の描画ポイントの位置合わせがリモコンから簡単に行える「オートキャリブレーション」、投写画面のひずみを補正する「コーナーフィット」、リモコン操作でフォーカス調整ができる「電動フォーカス機能」などの機能も搭載している。

さらに、独自の映像処理技術「HDCR」により、スクリーン上の映像で外光や照明の影響でコントラストが損なわれて映像の暗い部分が不明瞭になる課題を解決する。「HDCR」で、映像の特徴をリアルタイムで解析しエリアごとに補正をかけることで、明るい部分の階調感を損なわずに、暗い部分の視認性を改善することができる。

マクセル、長寿命レーザー光源を採用した電子黒板機能付きプロジェクターを発売

※1 当時(業務移管前)の株式会社 日立製作所から発売。
※2 当時(業務移管前)の日立コンシューマエレクトロニクス株式会社から発売。
※3 対象はレーザー光源のみ。数値は目安であり使用環境や使用条件により異なる。
※4 映像投写サイズが110型を超える場合は、電子黒板機能は正しく動作しない。
※5 標準モードに対し、明るさが低下する。
※6 ロングライフ2の場合。ロングライフ1では約30,000時間。
※7 JIS標準粉体を使用し、浮遊粉塵濃度50mg/m3の条件下での加速試験による予測。清掃間隔は使用環境により異なる。

Previous

KDDIとナビタイムジャパン、快適な交通社会を構築するためIoTを活用してMaaS領域で連携

日立、事業の継続性を重視したリスク分析を行う「工場向けサイバーBCPリスクアセスメント」を提供開始

Next