NEC、AWS上で運用可能なクラウド向けモバイルコアソリューションを開発

工場IoTなど、産業における無線ネットワークの活用が拡大する中、次世代のネットワークである5Gを産業システムで利用することの検討が進んでいる。しかし、企業のネットワーク構築にかかるコストや拡張性が課題となっている。

こうした課題への対応策として日本電気株式会社(以下、NEC)は、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)上で運用できるクラウド向けモバイルコアソリューションを開発し、2019年度中に提供を開始すると発表した。これによりユーザ企業は、モバイルネットワークを産業システム領域で利用出来るようになる。

同ソリューションは、現在通信事業者で稼働しているNECの仮想化モバイルコア製品をベースに、オンプレミス環境とAWS環境の双方で動作可能なモバイルコアソリューションとして構成している。NECは同ソリューションの提供により、以下を実現する。

  • コアネットワークの制御信号を処理する機能をクラウド上に集約し、ユーザデータを処理する機能を持つ装置を企業側へ配備して、企業毎の専用モバイルネットワークを実現。
  • 制御機能をクラウド上に集約することにより、企業のネットワークの設計・設定・監視・運用をマネージドサービスとしても提供可能。
  • 企業向けのネットワークとしてモバイルを活用することで、有線敷設の負担を解消し、臨時のネットワーク敷設にも迅速に対応が可能。
  • 企業の専用モバイルネットワークから公衆ネットワークへシームレスな接続が可能となり、時間や場所の制約に縛られない環境を実現。

また、NECは、5GC(5G Core Network)においてもAWS上の実装を計画している。

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