三信電気、RFIDタグの移動方向を認識するIMPINJ製「xSpan」を提供開始

ロジスティック業務やウェアハウス業務の慢性的な人手不足に対応するため、三信電気株式会社は、米国IMPINJの代理店として方向検知機能を搭載したRFIDリーダ「xSpan(エックススパン)」の販売を開始した。

「xSpan」は、UHF帯RFIDのリーダとアンテナが一体型になった製品で、内部に一直線上に13本のアンテナビームを内蔵しており、どのビームでRFIDタグが反応したかを検知し、RFIDタグの移動方向を認識することが出来る。これにより、ロジスティック業務やウェアハウス業務で、RFIDタグを添付したリターナブルコンテナやパレットの入庫、出庫の自動検知が可能となり、倉庫管理業務の負荷を軽減することができる。

また、「xSpan」はIMPINJが提供するRFIDリーダの統合プラットフォームソフトウェア「ItemSense(アイテムセンス)」を併せて使用することで、RFIDリーダのプロトコルを意識することなくアプリケーションの構築が可能になる。これにより、導入から運用開始までの期間を短縮、工数を削減し、短期間でのシステム構築を実現できる。

なお、同ソリューションは人体専用RFIDタグを使用して、ヒトの入退室管理への応用も可能だ。

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