日本マイクロソフトと富士フイルムが協業、AI・IoTを活用した内視鏡予知保全サービスを展開

日本マイクロソフト株式会社と富士フイルム株式会社は、医療現場支援の実現に向けて協業を開始すると発表した。

富士フイルム株式会社は、医療用内視鏡システムを世界中の医療機関に提供しており、医療現場で内視鏡システムを常時適切に稼働させるため、保守サービスの拡充にも注力している。内視鏡システムから得られたスコープなどの稼働情報をクラウド基盤に集約し、それらをAI技術で解析する。内視鏡の使用状況や故障の可能性等を遠隔からモニターできる内視鏡予知保全サービスを2019年中にグローバルで展開していく予定だ。

今回、協業の一環として、この新たな内視鏡予知保全サービスのクラウド基盤に、Microsoft Azureが採用された。世界54リージョンで提供されているMicrosoft Azureは、各国の法規制に対応しており、高いセキュリティを備え、またグローバルなビジネス展開を進める上で、事業展開を支援する体制を備えている。

富士フイルムのIoTおよびデータ分析AI技術と、Microsoft Azureのリアルタイムでの大容量情報処理能力を組み合わせ、医療機関で稼働している内視鏡の予知保全サービスを実現して、メンテナンス作業の効率を向上させ、医療現場支援を推進する。

なお、富士フイルムは今後、内視鏡以外の医療機器にもこの予知保全サービスを展開する予定だと発表した。富士フイルムは、医療画像診断支援、医療現場のワークフロー支援、医療機器の保守サービスに活用できるAI技術の自社開発を進め、これらの領域で活用できるAI技術を、「REiLI(レイリ)」というブランド名称で展開している。

これらの領域の中でワークフロー支援については、より迅速に医療現場のニーズに適したソリューションを提供していくために、自社のAI技術に加えて今後、言語・検索に関するマイクロソフトのAI技術を活用することを視野に入れ、日本マイクロソフトと連携を進める。

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