福井県永平寺町、郵便局を拠点としたデマンド型運行に取り組む―スマート・モビリティ・チャレンジ・シンポジウム・レポート2

郵便局を拠点にしたドア・ツー・ドアのMaaS

こうした経済停滞・人手不足・高齢化に対応するMaaSを取り組むべく、永平寺町は「スマートモビリティチャレンジ」への参加を決めたという。

講演で河合町長は具体的な取り組み構想を2つ紹介した。

1つは有償のボランティアを募り、ドア・ツー・ドアのデマンド運行サービスを行うことだ。

福井県永平寺町、郵便局を拠点としたデマンド型運行に取り組む―スマートモビリティ・チャレンジ・シンポジウムレ・ポート2
郵便局を拠点に利用するドア・ツー・ドアのデマンド走行を構想

この構想のポイントは、予約や運行管理の拠点を郵便局に置く点にあるという。経済停滞と人手不足が進む永平寺町では、デマンド運行サービスを実施するための新たな拠点が築きにくい。

そこで町内にある郵便局に協力してもらい、運行管理を委託することでサービス拠点の問題をクリアする、と河合町長は語った。

このデマンド型運行サービスでは、人の移動と同時に郵便物や商品物の輸送も行う貨客混載のサービスも検討しているという。

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