ダイキン、心拍情報を測定するオフィスチェア型センサーを開発。次世代オフィス環境の実現に向けた調査開始。

ダイキン工業株式会社は、人に負担をかけずに生体情報を測定する独自のセンシング技術『Airitmo(エアリトモ)』を応用し、座っているだけで心拍情報を測定できるオフィスチェア型センサーを開発した。

三菱地所株式会社が東京・大手町にオープンするビジネス交流施設「3×3 Lab Future(サンサンラボフューチャー)」の次世代オフィスゾーンに同センサーを設置し、空調や照明などによる室内環境の変化とオフィスで働く人の心拍変動の相関を分析する調査を三菱地所と共同で開始する。実施期間は2016年2月より、2018年3月までの2年間を予定。今回の調査結果をもとに、将来的には同センサーを用いて快適性や生産性が向上し、仕事がはかどるようなオフィスの空気環境を実現する空調制御技術の開発を目指すという。

 

近年、ウェアラブル端末を使って測定した生体情報が健康増進や快適性の向上に活用されるなど、センシング技術に対するニーズが高まっている。しかし、生体情報センサーの多くは体に器具を装着して測定する必要があるため、使用シーンや使用者によっては身体に負担がかかり、またその負担がストレスとなって本来の生体情報を正確に測定できないという課題があった。

『Airitmo』は、心臓の動きに伴う微かな体の振動を測定し、人に負担をかけずに心拍や呼吸などの生体情報を測定する独自のセンシング技術だ。これまで、布団やマットレスの下にセンサーを設置して睡眠の深さを測定し、空調を最適に制御する睡眠時専用のルームエアコンコントローラー『soine』や、座面の下にセンサーを設置してストレス度を測定するソファー式ストレス測定器『エアリトモ ソファータイプ』として実用化してきた。

『Airitmo』を応用し、今回、新たに開発したオフィスチェア型センサーは、座面に埋め込んだチューブ式の空気圧センサーが、座っている人の微かな体の振動の変化を検知する。信号処理することで、器具を身体に装着することなく座っているだけで、心拍数の変化を瞬時に測定することができる。

 

『Airitmo(エアリトモ)』技術について

生体情報を抽出

『Airitmo』技術は、椅子などに組み込んだチューブ式空気圧センサーにより、体の微かな振動を検知し、心拍、呼吸、体動の生体情報を抽出。

心と体の状態を判定

心拍間隔「ゆらぎ」から心と体の状態を判定検知した情報のうち、心拍間隔の「ゆらぎ」を分析することにより、心と体の状態を判定する。

ダイキン、心拍情報を測定するオフィスチェア型センサーを開発。次世代オフィス環境の実現に向けた調査開始。

 

オフィスチェア型センサーについて

チューブ式空気圧センサーを座面に組込み、無線モジュール内蔵センサー基板、バッテリーを背面に装着することで、座るだけで心拍を検知することが可能。
測定結果はサーバーに蓄積される。1回の充電で1週間連続で使用することが可能。

 

【関連リンク】
ダイキン(DAIKIN)
三菱地所(MITSUBISHI ESTATE)
Airitmo(エアリトモ)

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