「ALS SAVE VOICE」プロジェクト、「コエステーション」と「OriHime eye」の連携により自分の声に似た合成音声で発話が可能に

東芝デジタルソリューションズ株式会社は、エンターテインメント、ビジネス、教育などの分野での用途の他に、病気や怪我で声を失った人に声のプラットフォーム「コエステーション」を提供している。

この一環で、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)の支援団体である一般社団法人WITH ALSと連携し、ALS患者のコエステーション活用を検討している。コエステーションは自分の声に似た合成音声の発話機能を提供しているが、病気がさらに進行し指が動かなくなるとコエステーションのスマートフォンアプリを操作できないという課題があった。

一方、株式会社オリィ研究所は、ALS患者のために、比較的最後まで自分の意思で動かせる眼球を使った視線入力装置「OriHime eye」を開発提供している。この装置は音声合成を使って発話する機能を持つものの、「感情が乗らない機械的な音声ではなく自分の声で喋らせたい」という課題があった。

そこで、東芝デジタルソリューションズ、WITH ALS、オリィ研究所は、「ALS SAVE VOICE」プロジェクトを通じて、これらの課題の解決に取り組んでいる。

今回オリィ研究所が提供を開始する新しい「OriHime eye」では、コエステーションの「アカウント連携サービス」を活用することで、あらかじめコエステーションのアプリで登録した自分のコエによる合成音声で発話することができる。また、すでに自力発話が難しく、コエステーションのアプリで自分のコエを登録することができない患者向けには、男性のコエ、女性のコエ、それぞれ3種類から選択できる機能を提供する。

ALS SAVE VOICE
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