Telit、新しい世代のアプリケーション開発環境Telit IoT AppZoneを発表、Androidの追加でプロトタイプ作成と市場投入までの時間を大幅短縮

Telit Wireless Solutions(以下Telit)は、業界で広く支持されているAndroidオープンソースフレームワークを含んだ新しい世代のTelit IoT AppZoneアプリケーション開発環境(ADE)を発表した。

 

この新しいADEは、AppZoneのC言語およびPythonベースから拡張され、Androidのパワーと使いやすさを提供する。新たに追加されたGoogle製のフレームワークは、自動車、ウェアラブル、ゲートウェイ、スマートホーム等、幅広いIoTアプリケーション領域の開発者コミュニティで人気が高まっている。

今回拡張された環境によって、開発者はAndroidという使い慣れたフレームワークで同じツールやAPIを使うことができるため、開発期間と作業量が削減される。

新しいIoT AppZoneには、Telit IoTConnectivityサービスによるモバイルデータのプロビジョニングと管理、およびTelit IoT Platformサービスによるモノからクラウドへのデータ統合とアプリケーション実現のためのツールとライブラリが含まれている。

さらに、アプリケーションがモジュール内で実行されるため、利用者のデバイスに必要な部材費も削減される。

 

Telit IoT AppZoneは、Eclipseベースの統合開発環境(IDE)と、強力なプロジェクト作成ウィザード、アプリケーションの配備と設定、デバッグツール、ソフトウェアバージョン管理システムへのインタフェース等の高レベル機能を提供するTelit製プラグインを備えたAndroid Studioで構成される、フル機能のADEだ。

IoT AppZoneは、開発者がIoTデバイス、クラウド、およびITシステムに接続するためのワンストップリソースセンターであるTelit IoT Portalの重要な構成要素だ。

 

IoT AppZoneは、堅牢性の高い徹底的に試験された構成要素とアーキテクチャを使用してIoTモジュールおよびサービス向けにTelitが拡張し、調整と強化を行った事実上の業界標準(Android)を含む、プロフェッショナルグレードのフレームワークとAPIのパワーと柔軟性を活用している。

このADEは、フレームワークが持つセキュリティアーキテクチャとコンポーネントを活用して、セキュアブートのサポート、アプリケーションのサンドボックス実行、および暗号化APIを含む充実した脅威緩和コンポーネント群を開発者に提供する。

 

このADEは、自動車セクタ専用に設計された広範な製品を含む、他のTelit製品およびサービスと完全に統合されているため、開発者はデバイスからクラウドまでのIoTシステムを構築することができ、タイムツーマーケットが短縮され、最小限の労力で完全なエンド・ツー・エンドのソリューションが実現する。

IoT向けに最適化されたアーキテクチャによって、開発者は、直接または短距離ワイヤレスモジュールを通したセンサーからの情報収集、クラウドへのセキュアなデータ送信、IoT PlatformエージェントとIoT Portalを使用した公開またはエンタープライズシステムとのインタフェース、無線によるファームウェアとアプリケーションの配備と更新、および設定ファイルとセキュリティの管理を行うことができる。

 

標準的なIoTデバイス統合化プロジェクトでは、開発者は通常、マイクロコントローラを使ってモジュールおよびその他のデバイスペリフェラルを管理する。

Telit IoT AppZoneは、ハードウェアコンポーネントを統合化しアプリケーションソフトウェアを直接モジュール内に組み込むという、コストと複雑性の低減につながる代替手法を提供する。

 

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テリット(Telit)

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