デンソーとBeyond Next Ventures、情報プラットフォーム「オペリンク」を活用して事業展開する医療IoT新会社「OPExPARK」を設立

株式会社デンソーは、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構からの支援により5大学11企業と連携して、情報プラットフォーム「OPeLiNK(以下、オペリンク)」を開発してきた。

「オペリンク」は、従来スタンドアロンで運用されていた手術室内の各機器の出力データを、デバイス非依存で常に同じフォーマットのデータとして提供可能とする情報プラットフォームだ。手術室で利用される各機器から抽出されたデータを一元管理することで、従来執刀医の頭の中で組み立てられていた判断につながる情報の可視化・共有を可能にする。

一方、医療・ヘルスケア分野を中心とした技術系スタートアップへのインキュベーション投資を行うBeyond Next Venturesは、事業化アクセラレーションプログラム「BRAVE」を展開している。同プログラムは、大学等の技術シーズに対して、初期段階の事業戦略・事業計画の作成支援に加え、経営チームの補強、資金とネットワークの獲得機会を提供している。

このほど、デンソーとBeyond Next Venturesは、同プログラムを活用して、「オペリンク」の技術を用いて事業展開するカーブアウトベンチャー「株式会社OPExPARK(オペパーク)」を設立した。カーブアウトベンチャーとは、事業の一部を切り出し、外部パートナーからの投資や人材などの経営資源を活用することで、成長の加速を目指すベンチャー企業のことであり、新会社は、同プログラムを活用した初の企業からのカーブアウトベンチャーとなる。

新会社は、10月から事業を開始し、「オペリンク」を活用した手術機器情報統合システムの開発・販売と、同システムから抽出したデータを基に、いつでも・どこでも最先端の手術が学べる医師向け教育コンテンツを制作・配信するサービスに取り組み、国内外の医療の質向上に貢献する。

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