パナホーム株式会社は、台湾で総合建設業を行う現地子会社 パナホーム台湾株式会社(以下 パナホーム台湾)がディベロッパーの松助開発建設股份有限公司をパートナーとしたマンションのJV事業において、2015年6月18日より台北市『中山北路』の着工及び先行販売を開始した。
台湾では、購入者が簡単な内装(一次内装)しか施されていない建物を購入後、自ら内装(インフィル)の設計・施工業者を探し、住まいを完成させることが一般的。これに対してパナホームは、2015年4月にパナホーム台湾に内装施工会社のパナホーム台湾レジデンスを吸収合併。ディベロッパー(事業開発)+建物(施工)+内装(設計・施工)+アフターサービスまでを行う一気通貫体制を構築した。同マンションの購入者に対しても、二次内装(天井仕上げ、壁クロス)を積極的に提案していく。
さらに、マンション向けに最新のパナソニック製品をパッケージ化して提案。共用部にはセキュリティカメラを含むホームオートメーションシステムを、専有部には日本と同様に空気の質にこだわった全熱交換換気システムを採用。
また、HEMSによる消費エネルギーの「見える化」も実現するスマートマンションだ。こうした特長を打ち出しながら周辺マンションとの差別化を図ると共に、マンション周辺に数多く駐在している単身邦人向けの賃貸斡旋も行うなど、付加価値の高い分譲マンションとして販売していく。
・HEMSとは?
HEMSとは「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」の略です。
家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムです。
家電や電気設備とつないで、電気やガスなどの使用量をモニター画面などで「見える化」したり、家電機器を「自動制御」したりします。
政府は2030年までに全ての住まいにHEMSを設置することを目指しています
※1 将来、HEMSが一家に一台の時代になるんです。
※1 平成24年「グリーン政策大綱」(内閣官房 国家戦略室)より
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