三菱電機、工場運用の改善に貢献する「環境配慮型生産コストシミュレーション技術」を開発

三菱電機株式会社は、工場での生産性・エネルギー効率・環境負荷を生産コスト(金額)に換算して予測を行う「環境配慮型生産コストシミュレーション技術」を開発した。生産コストの予測・評価を工場全体で行うことで、工場経営者にとって最適な生産計画や設備稼働計画が立案でき、工場運用の改善に貢献する。特長は以下の通り。

  1. 工場設備の動作シミュレーションにより、生産コストを予測
    • 評価方法の異なる生産性・エネルギー効率・環境負荷を、統一指標として生産コスト(金額)に換算
    • 工場設備の動作を生産性・エネルギー効率・環境負荷の観点でパラメーター化してシミュレーションし、生産コストを高精度に予測
    • 資源の過剰使用に対する罰則、環境対策へのインセンティブなどを環境負荷パラメーターに含めることで、より現実に即した生産コストが算出可能
  2. 生産計画や設備稼働計画を事前に評価し、最適バランスの計画立案が容易に
    • 生産計画立案者が、生産コスト予測を踏まえた生産計画や設備稼働計画の評価が事前にできるため、生産性・エネルギー効率・環境負荷のバランスが取れた計画立案が容易に
    • 生産計画立案者・エネルギー管理担当者・環境担当者の三者が統一指標の生産コストを見て議論でき、生産活動の改善が加速

同社は今後、中国の製造業を対象に、同技術を活用したソリューションの提供に向けた研究開発を継続する。また、生産性・エネルギー効率・環境負荷が最適バランスとなる生産計画や設備稼働計画の自動立案に向けた技術開発を行うとした。

Previous

STマイクロエレクトロニクス、性能と保護機能を強化し消費電力削減を実現する決済用SoC「STPay」の次世代製品を発表

TBCASoft・日本IBM・ソフトバンクが戦略的提携、ブロックチェーン活用のキャリア間決済システムで海外でも自身のモバイル決済アプリケーションが使用可能に

Next