オープンストリームとトッパン・フォームズ、AI画像解析を用いた帳票のデジタル化エンジン「DeepForms」を共同開発

デジタル化の進展に伴い、各企業が社内外で行う各種手続きを紙帳票から電子帳票での運用に切り替えている。しかし、切り替えに伴うシステム構築には煩雑なプログラム開発やIT人材不足などにより、多大な時間とコストを要しており、効率化・省力化が求められている。

そこで、株式会社豆蔵ホールディングスの事業会社である株式会社オープンストリームとトッパン・フォームズ株式会社は、AIによる画像解析技術を用いて帳票の画像から枠や線、入力項目などの情報を自動認識し、帳票項目を構造化したデータを生成・出力するエンジン「DeepForms(ディープフォームズ)」を共同開発した。

DeepFormsは、トッパンフォームズが保有する帳票データの学習や、オープンストリームが持つ転移学習をはじめとするディープラーニング技術という2社の強みを活かした共同開発を行うことにより、AIを用いた画像解析技術で80%以上の認識率を実現し、顧客の業務に適用可能な精度を実現する。

同プロジェクトでは、オープンストリームとトッパンフォームズとの双方からR&D実務担当者を数名選出して共同チーム体制を作りR&Dを推進している。チーム運営では、メンバーの学ぶ力と発想力を引き出すことを狙って、要素技術の勉強会や学術論文の輪講などを適宜開催しながら、大学の研究室にも似た雰囲気のもとでR&Dを進めている。

また、R&Dの成果物に関しても対等な協定を結んでおり、開発した技術や知見を双方のビジネスに有効活用できる仕組みを作っている。

なお、トッパンフォームズはDeepFormsを用いて、帳票レイアウトデータやWebフォームの生成、OCR帳票を読み取る定義ファイルの設定などを自動化し、帳票作成の工数削減による業務効率化を支援するサービスを2020年中に開発・提供する予定である。SaaSサービスでの提供や当社ソリューションへの導入などを予定しており、同サービスの提供により利用者の働き方改革や生産性向上、コスト削減などに貢献していく。

Previous

IoTのデバイス処理をリッチにするエッジコンピューティング

出光昭和シェルとタジマモーター、次世代モビリティおよびMaaSの共同開発に向けて覚書を締結

Next