IIoTとは、その基本を解説

様々な産業分野にIoTが普及していく中で、いろんな言い方も登場し出している。

「IIoT」もその一つだ。IIoTの初めのIはIndustrial。つまり、産業分野で使われるIoTのことを指す。

産業界で使われる機器や装置などの設備をインターネットに接続することで、生産性の向上や、サプライチェーン全体の最適化などが可能になる。

本記事では、IIoTの基本を解説する。

IIoTの特徴

様々な産業の工場やプラントは、24時間常時稼働していることがある。そのため、インターネットへ常時接続できることや接続の安定性が重要である。

また、扱うデータの機密性が高いことがあるため、接続の安全性も重要である。

また、常時接続していることもあり、扱うデータ量も膨大なものになる。そのため、そのデータを処理するネットワークや、蓄積するストレージも膨大なデータ量に対応する必要がある。

IIoTの活用例

生産性の向上

[参考記事] iSTCの新サービス、iXacs、i Smart Consulting、i Smart Academy -iSTC EVOLUTION TOKYO2019レポート後編

i Smart Technologiesは、稼働監視ソリューションを活用し、様々な現場での生産性改善に寄与している。

製造業のどの現場にも共通してみる必要がある、生産個数や停止時間、サイクルタイム、可動率などの指標を組み合わせ、現場の改善余地を見出し、具体的な改善活動を行うのだ。

すでに数百という企業での導入実績があり、今後そのノウハウを教育サービスやコンサルティングサービスに活用していくとして
いる。

生産の最適化

[参考記事]
「Team Cross FA」が進めるスマートファクトリーの構築と実例 —「Smart Factoryセミナー2019」レポート2

Team Cross FAは、最適生産ができるスマート工場を、グランドデザインからクラウドデザインまで支援している。

この記事において、梶製作所は、自社のスタイルにあったスマートファクトリーを実施している。また、西部技研は、シミュレーションを用いて、スマートファクトリーを新設しようとしている。

サプライチェーン全体の最適化

[参考記事]
シーメンス Mindsphereは実運用のフェーズへ -Hannover Messe 2019レポート6

フォルクスワーゲンはシーメンスのプラットフォーム、mindsphereを使って、自社工場だけでなく、サプライヤーも繋ぎ、サプライチェーンを統合しようとしている。

サプライチェーンを統合することにより、サプライチェーン全体の最適化が行われ、マスカスタマイゼーションへの対応や、新たな価値を生み出すことにつながる。

日本国内での取り組み

経済産業省は2017年に、「Connected Industries」の概念を提唱した。その中で、重点取組分野を5つ上げ、取組の加速化と政策資源の集中投入を図っている。

重点取組分野は以下の5つだ。
・自動走行・モビリティサービス
・ものづくり・ロボティクス
・バイオ・素材
・プラント・インフラ保安
・スマートライフ

それぞれの分野でIoTを活用することで、データがつながり、有効活用されることにより、技術革新、生産性向上、技能伝承などを通じた課題解決を行おうとしている。

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