KDDI・下呂市など、DX推進と地域振興を目的とした観光誘客の実証実験を開始

落差5m以上の滝が200以上ある岐阜県下呂市の北部に位置する飛騨小坂は、下呂温泉、飛騨高山、金沢などの近隣の観光地に比べて観光客数が伸び悩んでいる。また、各観光地では多言語案内に対応している一方で、同地域の宿泊施設の多くはホームページでの多言語案内や海外からのネット予約に非対応で、外国人からの予約を受け付けにくいことも課題だ。

そこで、下呂市小坂地域の地域振興とデジタルトランスフォーメーションの推進を目的として、下呂市、KDDI株式会社、合同会社216WORKSと株式会社ユーフォニックは、デジタルサイネージや複数の予約サイトの一元管理ができるサイトコントローラーを活用した観光誘客の実証実験を本日から開始した。実証実験の内容は以下の通り。

  1. 道の駅南飛騨小坂はなもも(ビジターセンター)へデジタルサイネージを導入
    道の駅南飛騨小坂はなももへ「KDDI Touchサイネージ」を導入する。訪れた観光客に、観光地や観光施設を静止画、動画を用いて紹介し、下呂市内の周遊を図る。また、一部の宿泊施設のタブレットで、デジタルサイネージと同様のコンテンツを利用できるようにする。
  2. ドローンやアクションカメラを活用した観光PR映像制作
    小坂地域のアクティブなイメージを発信するため、ドローンやアクションカメラを活用し、シャワークライミングにスポットをあてた映像コンテンツを制作した。制作した映像コンテンツは、デジタルサイネージやYouTubeにて発信し、インバウンドやアクティブアトラクションファンを中心に集客効果の向上を図る。
  3. 民泊施設の宿泊予約へのサイトコントローラー導入
    国内外の複数の宿泊予約サイトからの集客を可能にし、管理するオーナーの負担を軽減するサイトコントローラーを、民泊施設へ導入する。

なお、同実証実験は、下呂市とKDDIが、2018年12月21日に地域活性化を目的とした連携に関する協定を締結した取り組みの一環である。同実証実験は、2020年3月31日まで実施される。

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