PTC、ThingWorxがMK:Smartプロジェクトに参加し、IoTアプリケーションの高速開発環境を実現

米PTCは、同社のテクノロジーであるThingWorx®が、英国ミルトンキーンズ市における経済成長への障壁を取り払うことを目指すスマートシティイニシアティブ、MK:Smartプロジェクトへ参画したと発表した。

同プロジェクトは、イングランド高等教育財政カウンシル(HEFCE)が1,600万ユーロを提供し、Open Universityが主導する取り組みだ。

ThingWorxはMKデータハブの新たな機能として高速アプリケーション開発環境を提供する。

同プロジェクトは、BT、ミルトンキーンズカウンシル、UCMK(University Campus Milton Keynes)等がパートナーとなり、ThingWorxパートナーであるInVMAがサポートしている。

 

MKデータハブは、データを中心とするオープンイノベーションへのアプローチを実現し、拡大する都市における課題に対応するアプリケーションやサービスを提供するためのプラットフォームを提供するもので、地元企業がデータ活用によるイノベーションを推進する機会を提供する。

ThingWorxが提供するのはIoTアプリケーション用の開発環境で、MK:Smartに参加する中堅中小企業の市場提供可能なアプリケーション開発向けに無償で提供される。ThingWorx® プラットフォームはデータハブのデータに接続できるように事前設定され、他のデータソースにも対応しているため、データセットを組み合わせ、豊富な機能を持つインタラクティブなアプリケーションを開発するプロセスを加速する。

中堅中小企業向けのトレーニングやアドバイスはUCMKのチームが提供し、BTとThingWorxパートナーであるInVMAがサポートする。MK:Smartでは、この技術サポートに加え、MKデータハブと接続してデータを活用する新たなアプリケーションやサービスの開発を目指す中小企業向けに様々なサービスを提供している。

 

MK:SmartプロジェクトディレクターでOpen University教授のエンリコ・モッタ(Enrico Motta)氏は、次のように述べている。

「ThingWorxはMKデータハブに大きな付加価値を提供してくれます。IoTアプリケーションの試作と提供を短期化することはスマートシティソリューションの重要な要素である。」

 

ThingWorxプレジデント兼ゼネラルマネージャのラス・ファデル(Russ Fadel)氏は、次のように述べている。

「ThingWorxは世界でも特に優れたスマートシティの取り組みであるMK:Smartプロジェクトに参加できることを光栄に思います。ThingWorxとMKデータハブを連携させることで、大学、ハイテク企業、インキュベータはミルトンキーンズ市のオープンデータの価値を引き出すIoTアプリケーションを短期間かつ安全に提供でき、新たな地元ベンチャーの立ち上げ推進によりミルトンキーンズの経済成長を加速することにもつながります。MK:Smartは世界の都市に対して本当の意味で将来の形を示しているのです」

 

MK:Smartについて

MK:Smartは、イングランド高等教育財政カウンシル(HEFCE)が1,600万ユーロを提供し、Open Universityが主導する取り組みで、英国で最も急拡大する都市のひとつであるミルトンキーンズ市において、革新的なデータ集約型ソリューションの展開を通じて経済成長への障壁を取り払うことを目指す取り組みだ。

同プロジェクトの中心となるのがMKデータハブで、ベッドフォードシャー大学の現地キャンパスであるUCMK(University Campus Milton Keynes)に設置されているシステムで、需要に関わる重要課題への対応を目指して水やエネルギーの消費量、移動、気象、汚染のデータを衛星技術、センサーネットワーク、社会・経済データベース、ソーシャルメディア、用途別アプリケーションから収集している。

 

【関連リンク】
パラメトリックテクノロジー(PTC / Parametric Technology Corporation)
ミルトンキーンズカウンシル(Milton Keynes Council)
UCMK(University Campus Milton Keynes)
University of Bedfordshire

Previous

経済産業省、「未踏会議2016」の講演者発表

Blippar、将来への原動力となる5,400万ドルの資金調達

Next