ISID、製造業のフィールド業務分野で米サービスマックスと提携

株式会社電通国際情報サービス(以下ISID)は、製造業向けIoT事業を強化するため、米国サービスマックス社販売代理店契約を締結した。

3月4日より、サービスマックス社が開発・提供するフィールド業務支援クラウドサービス「ServiceMax」を国内製造業向けに提供開始し、また同社の日本法人であるサービスマックス株式会社と国内における共同マーケティング活動を展開していく。

ServiceMaxは、クラウドプラットフォーム「Salesforce」上で稼動する、フィールド業務に特化したアプリケーションだ。顧客・契約・設置機器情報の管理から、作業指示・スケジュール管理、履歴データの分析など、サービスエンジニアによる一連の保守・メンテナンス業務の最適化を実現するソリューションだ。

 

提携の背景とねらい

現在、製造業においては、製品を単に「モノ」として売るだけではなく「サービス」として提供することで、収益性向上や差別化を図る「サービタイゼーション(サービス化)」に大きな注目が集まっている。IoTの進展がこの動きをさらに加速させており、製品の稼働状況や使用状況をIoTにより把握することで、最適なメンテナンスや付加価値の高いサービスの提供が可能になるといわれている。製品の保守・メンテナンスなどを行うフィールド業務は、このように新たなサービスビジネスを確立していく上で重要な顧客接点の一つとされており、大手製造業を中心に、フィールド業務を可視化・最適化する仕組みづくりが急務となっている。

ISIDは、1975年の創業以来、製造業における製品企画、設計開発、生産準備の革新を先進のITソリューションで支援してきた。近年は製造業を取り巻く環境変化に対応すべく、IoT領域の事業強化に取り組んでいる。2014年には米国プレディクトロニクス社との提携により予知保全分野に参入。また2015年にはPTCジャパンと提携し、PTCのIoTプラットフォーム「ThingWorx™」の国内提供を開始した。

サービスマックス社は、フィールド業務に特化したクラウドサービス企業であるとともに、IoTの潮流を見据えた製品戦略を打ち出しており、本年1月にはPTCとのソリューション連携も実現している。

今回の提携を通じて、ISIDとサービスマックス社は製造業のサービタイゼーションを実現するIoTソリューションを提供し、顧客企業のビジネス革新を支援していく。

 

ServiceMaxについて

サービスマックス社が提供する「ServiceMax」は、クラウドプラットフォーム「Salesforce」上で稼動する、フィールドサービス業務支援のためのアプリケーションだ。

顧客やサービス契約状況、設置機器の管理から作業指示や部品管理、スケジュール管理や履歴データの分析など、一連のサービス業務を可視化できる。

また、スマートフォンやタブレットとの連携により、作業報告や見積、顧客検収のデジタル化も可能だ。

これらの一連の機能は、PTC社のIoTプラットフォーム「ThingWorx」に代表されるIoT機能と連携され、IoT機能により実現可能なさまざまな「洞察」を、実際のサービス業務において最大限に有効活用させるための、IoTと顧客サービスの橋渡しを行う、一気通貫の機能を提供する。

ServiceMaxの主な特長

(1)カスタマーサポート・フィールドサービス業務をクラウドで一元管理
(2)クラウドサービス専用設計による早い導入スピードと高い投資効果
(3)モバイル・ファースト(iOS、Android、WindowsのOS対応ネイティブ・アプリ)
(4)大手企業を中心に全世界で約500社の導入実績(2016年2月時点)
(5)数多くのIoT連携の実績により、予知保全の施策やPLM改革を実現

ISID、製造業のフィールド業務分野で米サービスマックスと提携
サービス概念図
ISID、製造業のフィールド業務分野で米サービスマックスと提携
画面イメージ

 

【関連リンク】
電通国際情報サービス(ISID)
サービスマックス(ServiceMax)
プレディクトロニクス(Predictronics)
パラメトリックテクノロジー(PTC / Parametric Technology Corporation)

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